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ものぐさにっき。

成分の99%は萌えで出来ております。
岩手旅行二日目
翌朝は六時半起床です。七時からこれまた料理長の心づくしのような朝ごはんを頂きました。花巻温泉の料理長、超半端ない。超素敵。超だいすき。
丁度朝市が催されていたので、それを覗きつつ、温泉も料理も大満喫した花巻温泉を後にし、一路南下して平泉へ。
本日は、中尊寺→義経堂→毛越寺→厳美渓→藤原の郷、という、ほぼワタシのための観光コースです。またもヤンデレナビが臆病すぎる到着予定時刻を表示しまくりますが、無視してまずは朝イチで中尊寺へ。
中尊寺は本堂の他にも小さなお堂や博物館などが併設された広大な敷地です。
まずは正面入り口に当たる月見坂を登ろうと正面に廻るも、その前に「武蔵坊弁慶の墓」なる表示があって見過ごせないトラップ。弁慶さんの墓…!(違います)ときゃっきゃと脇道に逸れて、まずはお墓詣りから。

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九郎さんとベンジャミンも当然好きですが、史実の義経と弁慶も大好きです。むしろそっちが先に好きでした。
弁慶が義経を逃がすため仁王立ちで死ぬシーンとか、どの映像で見ても超泣けます。話を聞いただけで泣けます。



弁慶、義経が好きだったのね…と心の中で話しかけつつ合唱し、戻って月見坂へ。
この月見坂が一番の難所ともいえるほど半端ない坂道です。中尊寺のバリアフリーは一体どうなってるの、いつもなら文句を垂れつつ休みながら登るところですが、今日は弁慶と義経で変なアドレナリンが注入されているので、むしろ同行者を置いてゆく勢いで駆け上がるいい年した大人が一人。あ、因みに今日も懲りずにキャミ一枚で、ミッコのストールを奪ってます。
月見坂を登る途中に、まず第一にあるのが弁慶堂。弁慶を奉ってあるお堂です。弁慶と義経の像と、弁慶が三日三晩で彫って奉納した自作の木彫り像、後山伏に化けて逃避行したときの荷物なんかがお堂の中には安置されていますが、もうなんていうか、これだけで泣きそう。弁慶は実在したかどうかも危ぶまれると一部言われていますが(義経に追従した僧たちの総称とも言われてるそうです)、もう絶対にいたよ…!史実にいなくても、ワタシの心の中にはいるよ、弁慶…!きゅん…!
お堂の前で弁慶と義経は七歳差なのね、と大切な知識をミッコと分け合い(年下攻めより、主従が好きな我々です)、御朱印を頂いて月見坂へ戻ります。
弁慶堂まで来てしまえば後はほんの少し。
ですが、その途中にお茶屋さんがあったので、小休止してお抹茶を頂きました。お茶請けのお菓子の下敷きが可愛い折り紙だったので、ここでにわか折り紙講座のスタート。小学生の頃とかそこそこ色んな折り方を覚えたつもりですが(高校とかそれで一杯授業中に手紙回しましたし)、もう今でも覚えてるのなんて鶴の折り方くらいでした。残念。考えてみればあやとりとかも、色々覚えてたけどもう忘れきりました…。二人でやるあやとりの取り方とかも…。

懐古はその辺で、腰をあげてようやく中尊寺です。
中尊寺の本堂はどこにでもある小ぢんまりとしたお寺のイメージ!真ん中に一本紅葉が植えられていて、紅葉のシーズンになると綺麗なんだろうな、と思います。
本堂でお参りを済ませて、その後は金色堂へと流れますが、途中に一杯小さなお堂があって、すべてで御朱印をいただけます。すごいなー、中尊寺だけで何枚もらえるんだろう?
金色堂は隣の博物館と一緒の入場券なので、博物館は普段興味のないワタシですが、ついでに入ってみました。(そして何故かここでも御朱印をもらえる不思議。なんの神様の御朱印だったんだろう?)(そういう大事なことこそ聞いてきなよタカヤマさん…!)(多分安置されてる仏像の…)
つるっと流し見した後は、こっちこそ本当に中尊寺で一番入りたかった!金色堂へインです。
金色堂。奥州藤原氏の夢がすべて詰まった黄金のお堂。
今はガラスケースの向こうに保管されている歴史品のひとつになっていますが、かつてはこのお堂を藤原氏の人たちは大切に大切に奉ってた…!多分…!
何が感動したって、このお堂は三つの祭壇で構成されているのですが、正面が初代を安置し、左側が二代目を安置し、右側が三代目と四代目(泰衡)を安置した祭壇になっていることです。泰衡さん、パパと一緒に眠ってるの…!(感動して泣くところ)
世間では義経を売り飛ばした悪役的印象が強いかと思われますが、こうして金色堂ではちゃんと四代目として奉られているし、それに以前八百年前の蓮の種が見つかってそれが花開いたというニュースになったのだって、その蓮の種は四代泰衡さんのお墓から見つかったっていうし、絶対に愛されてた、愛されてたんだよ、泰衡さん…!(史実とゲームと色々がごっちゃになったこの無意味なテンション)パパンはきっと泰衡さんがいい子だって知ってたからね…!きっとね…!
胸いっぱいの金色堂を見たあとは、少し離れたところにある高舘義経堂へ。こちらは高舘の高台の上に作られた、義経最期の地として名高い場所です。芭蕉が「夏草や、兵どもが夢の跡」と詠んだのもここ。
かつてはこの辺りにあった邸(高舘)に義経一行は匿われていて、奥州で追い詰められた義経が最後に自害した場所もここなのね…と思うと、なんだか粛々とした気持ちになります。
が、そんな気持ちのワタシを吹き飛ばす勢いの、お堂の隣に立てられた簡単な資料館にある義経の人物紹介パネル。
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写真で字が細かいのですが、見えますでしょうか。
義経がどういう経歴のどういう人生のどういうひとだったかという紹介文の一番下、最後を締めくくる言葉が「ナイス・ガイ」。
ナイス・ガイ。
ナイス・ガイ。


九郎さんが、ナイス・ガイ…!


ワタシが、腹が捩れるくらい大爆笑したのは仕方のないことだったと思います。史実の義経に対し、深く陳謝したいと思います。だけど、ナイスガイて…!史実捉まえてもそれってどうなの…!この紹介文を書いた人、グッジョブ。
大笑いして腹が痛いわーとよじれた腹を抱えつつ、階段を登って義経像が安置されてるお堂へ。小さなお堂です。でも高台なので、平泉が一望できます。晴れ渡ってると綺麗です。
隣にバイパス作る計画があるようですが、このままで残して欲しいなーと密かに思います。

義経堂で笑ったりしんみりした気分になったりした後は、毛越寺へ向かう前に、通りすがりに無量光院跡地へ。

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ほんと、今はのっぱらです。ここ以外でも思いましたが、岩手(平泉)では消失したお寺が多いみたい。多分頼朝に焼き討ちにあったのも少なからずあるのではないかと勝手に想像してます。(調べなさいな…!)(すみません)
でもきっと、敦盛しゃんはこんな風景をこそ、愛してくれたに違いない。(あなた敦盛さんの何なんですか)

今度こそ、折り返して毛越寺。
こちらも、お寺よりも庭園の方が有名なお寺です。見事な枯山水で日本庭園といいたくなりますが、平泉では浄土庭園と呼ぶそうです。浄土信仰が徹底してて、それだけ平安時代から奥州は藤原氏の土地だったんだなーとしみじみと思いました。
丁度何か行事が行われる日だったのか、本堂脇の舞殿で何かが行われておりましたです。何かが(笑)。(歌舞伎と能の違いも判らない女…)
お参りのあとは庭内一周して、丁度お昼だったので、境内の御茶屋さんでお昼ご飯に餅御膳を頂きました。

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藤原三代餅御膳、て名前だったかな?そんな感じ。四代じゃないのが残念ですが、お餅はどれも美味しかったです。(生姜が少しきつかったです。甘い分にはいくらでも問題ないのに)
萩まつりの萩を眺めつつ(正直に告白します。萩の花を初めて見ました)(で、どれが萩?と聞いて、全員に目の前のだよ!と突っ込まれた人)、毛越寺を後にし、ちょっくら足を伸ばして厳美渓へ。

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景勝地も大好きなので、こういう場所は大好きです。かっこうだんごも見たよ、見た見た(笑)!
渓流って紅葉の時期が多分一番綺麗なので、もう少ししたらすごく心洗われる観光名所になるんだろうなーと思いつつ、こちらも後にし、本日の最終目的地であるえさし藤原の郷へ。
歴史公園には普段あまり興味がない人ですが、ここは伽羅御所が再現されているので、是非とも行きたかったのです…!
そして、本日最大の萌えがここに…!

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伽羅御所の池の鯉(笑)。
もうもう、観光地のハングリーな鯉、大好き…!この餌への執着心。わざと食べにくい位置に餌を落として争いあうのを眺めるのがすきという、とてもじゃないけれど大きな声で言えない駄目大人ですが、このうじゃうじゃ群がる様がどうしても好きで仕方のないひとです。ついついこういうところだと、餌を買ってしまう…。

鯉の餌やりに大満足した後は、藤原の郷最大の見所(と受付で言われた)伽羅御所めぐりです。
広大な敷地に復元された伽羅御所。無論、中にも入れます。気分的には厳島神社の中を歩いてる気分に近いです。作りが似てるので。(寝殿造りを捉まえて似てるとは、この大胆な発想)(歴史家のひとに怒られるよ!)
当時の寝殿造りの資料としてもいいかもしれませんが、それよりここにかつて秀衡様が、御舘が、お住まいになってたのね…!と思うだけで、テンションのリミッターが外れた感じ。
あちこち触りまくり、中の装飾品を愛でまくり、写真を撮りまくり、綾瀬てんぱいに「堪能しすぎだろっ!」と突っ込まれる始末。ええ、堪能しました…。ワタシ多分、今日ここを訪れた観光客の中で一番楽しかった自覚がある…。
写真も一杯撮りました。え?漫画の資料ですか?っていうくらい様々な角度から。(でももっと撮ればよかった…!T姉、データ全部頂戴…!)その一部です。

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外壁。
バックに出てきましたよね…!


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すべてが楽しい伽羅御所。
塀の向こうにあるのは無量光院の再現建造物です。何故か観光コースに入ってなくて、遠くから眺めるしかない?

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外せない寝室。

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廊下を歩くだけで楽しい…。
銀がここを歩いたのね、とか、望美は絶対泰衡さんに嫁いでも、この廊下をばたばた歩き回って叱られてたに違いない、とか、このきざはしから泰衡さんが金を呼んで、とか…!

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もう、住みたい。夜中に月見して、泰衡さんと銀と望美に想いを馳せたい。(閉園時間をお守り下さい)


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伽羅御所以外にも、当時の弓矢を楽しめる場所があります。
ここでもタカヤマさん、真っ先に堪能しました。弓の引き方初めて知った…!命中したよ!楽しくて仕方ない。
伽羅御所の中では当時の着物を着ることができたり、貝合せや双六で遊べたりします。

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藤姫の頭のアレ、本当に当時の人がつけてらしたんですね…!


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番外編、琵琶の君ィィイイイイ…!

伽羅御所以外にも、他の建物も復元されたりしてます。
全部見てもいいくらいでしたが(二時間コース)、流石にはしゃぎすぎたので自粛。最後に義経と弁慶の資料館を覗いて(明らかに廻るコースが逆ですが、伽羅御所まっしぐらだったので仕方ない)終わりです。
えさし藤原の郷、超楽しい…!今月中ならJRとの提携で入園料が200円安いし…!(おまけに絵葉書までもらえます。蓮と紅葉の二枚組でした)
来年の大河の撮影も始まったようで、実は密かに人気スポットなのでしょうか?(どうでもいいですけど、来年直江ですよね。愛の人云々というあのフレーズ、蜃気楼世代にはもう、頷くしかないという…)えさし藤原の郷が近所にあれば、もう年間パスポート買っていきまくるのに…!(ないですから)(年間パスポートもないですから)

六時の飛行機で岩手を後にするため、残念ながらここいらで時間切れ。前沢牛とわんこ蕎麦食べ損ねて残念。昼のお餅が敗因です。なんて腹持ちのいい…。
空港で最後までお土産物を見てたりして、もう最後の最後まで岩手を堪能しました。

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見過ごせないお土産物ポスター(笑)。








岩手素敵。岩手最高。ありがとう、岩手、ありがとう…!
ちょっと寒かったけど、風邪も引きませんでしたし!
そして何より岩手の人のお人柄が素敵。安全運転でのんびりさんなのも、なんか平和でいい。方言も超可愛い。あのちょっと訛った感じの発音で丁寧な敬語を喋られると、もうメロメロです。可愛い!レンタカー屋さんも温泉の人も料理長も高速の料金所の方も、もうすべてが素敵な人たちばかりでした。なんて素敵な土地なんだろう、岩手!岩手の人はほんと、もう皆浄土へゆければいいよ…!
こんなに岩手大好きになったのに、惜しむらくは、流石に遠いので頻繁にいけない土地ということでしょうか。夏に小岩井牧場とか素敵でしょうに…。
一ヶ月引き篭もっていた反動もあってか、すごくすごく楽しくて仕方のない旅行でした。ありがとう岩手!岩手だからこそ、こんなに楽しかったに違いないと心から思っています。皆に岩手がどんなに素敵か知って欲しいですが、岩手に観光客が増えて岩手のあののんびりしたよさがなくなってしまうと泣きそうなので、今のままで…是非、今のままで…!

そういえば、気流の関係で飛行機の到着が遅れ、地元の帰ったのはどっぷり夜になってから。
駅まで迎えに来てくれたママンが一言、「寒かったでしょ?」と。
流石にこのときばかりは、意地を張らずに「うん」と堪えました…。夏の岩手を、ちょっと勘違いしてたよ…それだけは反省しようと思いますが、風邪も引かなかったみたいなので無問題。
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