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ものぐさにっき。

成分の99%は萌えで出来ております。
青い異星人
翌朝は早起きしてお友達と待ち合わせだったんです。酒を残すわけにはいかないぜ…ということで、滅多に呑まないウ○ンの力をお借りして就寝した昨夜だったのですが、これが見事見事、翌朝六時なんぞに目が覚めた上、すっきりさっぱり酒も抜けていて朝風呂なんぞ楽しめる余裕まで。すごいな、ウ○ン!知ってたけど!(カシス味を重宝してます)

で、うきうき気分で外に出たら、目を疑ったよ。
あれ…?何かな、この雪…。
昨夜吹雪いてるのは知ってたけれど、一晩経ってこんなに積もってたなんて。
車じゃなくて電車だからいいけれど、ちょいびっくりです。そして普通の格好で外に出たことを3分で後悔しました。ガタブル…!もっと防寒に特化した服装を要される日だったんです…ね…!(でも後からテレビで見たら日本海側の大吹雪とかパなくて、太平洋側の人間が泣き言言ってすみませんでしたって気分になりました)(すんません)

で、そんな中ひいこらと何しに出かけたかというと、このご時勢にネット予約をしないとチケットが取れないという「なにー?!」な映画展開を、公開一ヶ月が経った今も繰り広げている、青い生き物の映画です。アカデミーにノミネートされたので、受賞したらまた見られなくなる!ということで、友達が頑張ってくれました。ワタシはお付き合いなので、そんなにまでして3D映画を見たいものなのか…と傍観者気分でしたが(普通の映画館なら普通に見られますよ)、見たい人がいっぱいだからこんなに混みあっているのですね。
初め、3Dは字幕じゃなくて吹き替えのほうがいいよとアドバイス貰っていたのでそのつもりだったのですが、3Dの吹き替え上映数が少ない上にネット予約ですぐに完売になってしまう高き門だったので、早々に諦めて字幕になりました。
「カールおじいちゃんのフライングハウス的なものも3Dでやってますよー」とKYなワタシの発言をスルーして友人たちが頑張った結果、それでもバラバラでチケットを取るので精一杯だったんですけどね…。すごいな、キャメロンの本気…。
そんなわけで、以下ネタバレ感想です。

あっ、その前に。
友達から意外とお手頃で美味しかったよ!とお勧めしてもらったので、陳さんの四川料理を食べに行って参りました。
麻婆豆腐と坦々麺が有名なんですよね。存じてます、ええ存じてます。
でもワタシ、メニュー開いてから気付いたよ。麻婆豆腐、辛い食べ物だったんだって。(いつも我が家は豆板醤控え目)

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「あなた何しにいらしたの?」
「え…点心美味しいよ?
麻婆豆腐は一口で挫折しましたからね。辛いもの別に得意でもないけれど食べられなくもない友達は「美味しいよ」と普通に食べてたので、美味しいのだと思います。ええ。
あんかけやきそばと杏仁豆腐もおいしかった…よ…。
(何故か負け犬気分)
さてさて、アバター!
見終わったあとにあの青い生き物が愛しくなるのかしらね、きゃっきゃ!と笑いながら入場しましたが、まさか本当にあの青いのが愛しくなるとは…。
入り口で受け取る3D眼鏡は昔とそう変わらないものに見えます。今日本では四種類の3Dプロジェクターと専用眼鏡があるとのことですが、あいまっくすはそのうちのどれなのかな?ハシゴした人は「あんまり変わりないかも」と仰っていたので、その程度の違いなのやもしれません。
3D眼鏡を装着するから眼鏡じゃなくてコンタクトで行こう、と思ってたのは正解だったのですが、コンタクトだと今度は、三時間という長丁場を3D映像で字幕追い続けるのに無理があったよ。目が、目が乾くうううううう!ていうか、3Dキレイすぎて揺れる画面に酔うううううう!そしてなにより、専用眼鏡が重いいぃぃぃ!
しょっぱなから原始人みたいな泣き言で始まった3D。けれど30分くらいもすると揺れる画面にも浮き上がる字幕にも慣れます。でも、映画中の2種類の言語を書き分けるために、横書きと縦書きの字幕が入り乱れるので、3Dの大画面シアターで見るとほんと、字幕を追うのに首を動かすのが大変です。3Dはいつも選ぶ席より前方の席を選ぶと臨場感があっていいですよ、と言われていますが、字幕を見るときはやっぱり視界に画面が収まるくらいの距離感が、多分見やすいような気がします。どうかな。
因みに眼鏡の重さに疲れて眼鏡を外しても、そこそこ画面は見られます。字幕が大いにぶれてるけどね。風景映像とか、3Dでみると昔みたいに「飛び出す」3Dじゃなくて、「奥行きの広がる」3Dに変化したんだなぁ、としみじみ感じます。爆破シーンで飛び出してくる破片にきゃー、と顔を背けたりすることはない分、進化して見えるしこれはこれで綺麗。美しさは間違いなく際立っているといえるでしょう。映像美。普通の映画でも色彩は綺麗だっただろうけれど、この奥行きが引き出す美しさというか映像の深みは3Dに拘っただけのことがある、といわざるを得ません。なんだこの上から目線。(あれれ)

3Dの感想はそのくらいにして、内容へ。
初め三時間の長丁場とか聞いて、長丁場で嬉しい内容もあるけれど耐え難い内容もあるから微妙だよなあと思っていましたが、結果からいえばこれを二時間に纏めるのは無理なので、三時間は妥協の結果かな、と思います。理詰めの内容で三時間とかやられると目だけじゃなくて脳まで疲れちゃうけれど、この映画はアクションと戦闘が程よく織り交ざった内容なのでその辺は平気かな。物語も起承転結がしっかりしていて、ぱっと見は何の問題もないというか苦にならない流れになってます。
(で、後から反芻すると「軍人一人の横行で戦略がどうにかなってしまうどうしようもない話」という脚本の荒が見えて、うん、まあ、この辺ハリウッドだよな、とか思うのですが…)

戦争で下半身不随になった海軍兵が科学者であった兄が事故死したことから、兄の代理でプロジェクトに参加することになった主人公。そのプロジェクトこそ、未開の惑星の開拓のために「アバター」と呼ばれる借りの肉体を操って原住民と交流を持つ、というものでした。
アバターとは、原住民と同じ外見を持つ強靭な肉体(入れ物)のこと。それと視神経を初めとするすべての五感を専用装置でリンクさせることによって、操縦者の肉体は基地内にありながらもアバターの目を通して己の手足と同じように動かせることが出来、痛みも味覚も同じように味わうことができます。
アバターが眠りにつく(意識を失う)とリンクが一旦切れるので、主人公の意識は基地内の装置の中の肉体に戻ることが出来ます。(後は装置を解除することによって強制的にリンクを切ることができる)

開拓とは名ばかりで政府と軍の狙いはその惑星に眠るエネルギー鉱物の採掘で、それにはその上に住んでいる原住民の移転を行わなければなりません。科学者チームは種の保存と惑星と人類とは違った生態系をもつ原住民の様々な研究のためにアバターを使って原住民と同じ姿を持ち同じ生活を営みたいと思っているのですが(その惑星の気圧では人間はマスクなしには生きていけないため)、その政府チームと科学者チームは当然意見が合わない。が、出資元が同じなので仕方なく共同戦線、と言った状況。
一時は言語学校を作るまでに原住民との友好を深めもしたのですが、現在では軍による強硬姿勢が前面に出て、原住民とは常に敵対関係です。
そんな中、死亡した科学者の兄と同じDNAをもっているという理由でアバターに同期できることを買われて惑星に派遣された海兵出身主人公。(アバター固体は非常に高価で何体も作れないという話で事実物語を動かすのも三体のアバターですが、冒頭飛び出した主人公は外で何体ものアバターを目にしていて、ちょい矛盾…)
彼は科学者チームの仕事をしながらも、海軍出身であるがゆえに政府チームの上層部から「原住民の信頼を得てヤツラの情報を流し、鉱物の採掘権を奪え」という命令にも従います。
下半身不随で動けなくなった主人公ですが、アバターを操ることで前と同じ生活、いいえ、原住民の肉体の強さをも兼ね備えて今まで以上に自由に動き回ることのできる生活を手に入れます。
偶然からですが、上手く原住民の中に入り込むこともでき、地球人側からの学習者として原住民と共に暮らす生活が始まりました。
その中で原住民の大地と共に生きる姿勢、自然と共存する生き方、そして何よりそれを行う彼らの美しさに次第に共感するようになり、一人の原住民の娘と恋に落ちる主人公。
ですが、そんな中政府チームは主人公がもたらした情報を元に鉱物の採掘を始めることに。
美しい森に人間たちのブルドーザーや採掘機械が運び込まれ、木が伐採され始めます。銃を持った人間相手に、矢を持つ原住民が適うはずがありません。政府チームは大変な出資が掛かっているこのプロジェクトを成功させるためには原住民の犠牲も”仕方ない”と見ており、主人公は原住民らに人間の考えを打ち明け、逃げるように説得します。
しかし、作戦を知ってて協力していたのは主人公も同じこと。原住民から裏切り者扱いをされ信用を失った主人公。結果、原住民の大切にしていた聖なる大樹は切り倒され、原住民に肩入れした主人公をはじめとする科学者チームも拘束されてしまいます。

で、後半は基地を抜け出した主人公と科学者チームらが原住民と和解して共同戦線を張り、ともに政府チームの最新戦闘機相手に多大なる犠牲を払いながらも、原住民以外の惑星に住む生き物たちと一丸になって勝利をもぎ取り、ハッピーエンドという内容です。
どう何がハッピーエンドなのかって、惑星の聖なる力を使って、ただの操り人形だったアバターに人間である主人公の魂を移しちゃうことだと思う…。主人公はそう、原住民となって恋に落ちた娘とともに、多分村の族長か何かになって暮らしてゆくのだと思います。うおう、なんたる古典的なハッピーエンド…きたよ、キャメロン的発想、きたよ…。いや別にいいけどね…。

もうね、人間よりも青い生き物たちの出番のほうが断然多いし、3Dにするくらい風景映像も多彩なので、殆どがグラフィック処理という恐ろしい映画です。(でも青いのは指輪でも使われたモーションキャプチャーの技術を使っているので、人間と同じ表情で演技されています)そりゃ三年くらい軽く掛かるよ。技術チーム、過労死したんじゃなかろうか…。
他の惑星に侵略にいっちゃうくらい科学が進歩したのに、あんな独善的な大佐が全権握ってたりもする古典的な軍人気質が変わらない辺り、結構早めに古臭い映画だなぁと言われてしまうようになるのかもしれません。(と、どうでもいい心配をしてみたり)
でもほんと、青いのが、青いのが綺麗。初めは明らかに人類外のエイリアンって感じなのですが、どんどん美しく綺麗に見分けがついてくるのだから、まったくもってキャメロンに完敗です。
アバター(と、青い原住民)は実は人間の二倍くらいの肉体を持っているので、すっごく大きい。彼らと戦うために人間はマシンに乗らなくちゃいけないくらい。初めはアバターを介してしか接していなかった主人公と原住民の娘がクライマックスで初めて生身同士出会うシーンがあるのですが、ヒロインのはずの娘の方が大きすぎて主人公のほうがヒロインに見えたという。
まあ、あのシーンは主人公を助けに勇猛果敢なヒロインが助けに来るというシーンなので、あながち間違いじゃないんですが(笑)。なんか逆なのもすっごく可愛い。戦うヒロイン万歳!情けない主人公万歳!

内容的には通常版でも3Dでもどっちでもいいかな、というのが正直なところですが(3D3Dっていうけれど、普通の映画の大スクリーンの映像だった充分美しいですよね)、空を飛ぶシーンだけは3Dがいい!と誰もが思ったと思う。あのシーンの臨場感を味わうためだけに、3D料金払えるよ。なつこの字幕が結構なことになってたので、もしもう一度見る機会があるのなら、3Dじゃなくていいから吹き替えも見てみたい。そう、確かにこれ、通常版と3Dとで二回見てもいいかなーって人の気分がよく判ります。今後3D映画は増えるけれど、アリスを3Dで見るかは…微妙かな。オリンポスで全能の神な豆たんが画面から飛び出してくるというのなら、それは何をさておき3Dなんですが。
2010/02/06(土) 23:52:52 | MOVIE | Trackback(-) Comment(-)
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