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ものぐさにっき。

成分の99%は萌えで出来ております。
アンダーランドのアリス
ママがなぜか「スーパーで土用の丑の日って書いてあったから、今日は鰻よ!」とか言い出したので、我が家の晩御飯は鰻でした。(ご相伴に預かりに帰る一人暮らしの娘)
多分どっか間違ってるんだろうけれど、まあ夏の土用じゃなくてもひょっとしたら春の土用だったかもしれないし、もしかしたらただの丑の日だったというオチもありえるけれど、概ね家族の平和のために口を噤みました。
そうしたら、口を噤めないおとんが、ふっくら蒸された鰻に対して「焼いた鰻のほうが好きだ」とか言い出して、ワタシのせっかくの気遣いも形無しです。因みに二人の血を脈々と受け継いでいるワタシは別に関東風でも関西風でも美味しければなんでもいいよ、という人で、そういえば以前浜松行ったときに食べた蒸した後にぱりっと皮を炭火焼で炙る鰻が大層美味しかったことを思い出したのでした。どっちもどっちか。背開きか腹開きかなんてわかるわけがない。

さてさて、夕ご飯を食べた後は映画を見に行きましたのよ。
初日動員数がアバターを抜くとかいう数字をたたき出した、永遠の国の少女のお話です。あの原作自体は特別思い入れはありませんでしたが、歪アリをプレイしてからもうアリスという言葉だけで愛しい。シロウサギはもっと愛しい。愛。愛。猫に愛。
さて、そんなものとはなんら関係ない、以下ネタバレ感想。

そういえば、チケットを買うと一緒にこの映画専用の小冊子というかチラシをいただけるのですが、「必ず鑑賞後に読んで下さい」という注意書きをうっかりスルーして、上映前に熟読してしまったタカヤマです。うっかりうっかり…けれどまあ、いつもより予備知識が多い映画鑑賞というのも、たまにはいいよネ!
ジョニデが番宣してた通り、メインがシロウサギでもチェシャ猫でもなくアリスと帽子屋の、アンダーランドのお話です。
そもそも、その国のお名前は「アンダーランド」という地球の裏側くらい遠いウサギ穴の向こうの世界で、どうしてそれが不思議の国と呼ばれるようになったかというと、当時六歳のアリスがアンダーランドを「ワンダーランド」と聞き間違えたことに端を発しているのですって。そうなのか。13年後に改めて明かされた真実。

さてさて、有名すぎる童話から13年後の、アリス19歳の現在。というか、童話の時代に六歳だったとか今始めて知ったんですけど、先が思いやられるOPです。(もうさ、うろ覚えだよね大昔読んだ童話の詳細とか…!)
裕福な商人の娘だったアリスですが、アリスの不思議な夢の話を馬鹿にせずに聞いてくれた父は亡くなり、嫁に行った姉を除けば厳格な母との二人暮らしに少々窮屈な思いを感じているアリス。母は嫌いではないけれど、父とは違ってアリスを納得させてくれるような理解ある姿勢はみせてはくれません。
その日は、とある貴族のガーデンパーティにお招きされていました。ですが、それはただのパーティではなく、実は仕組まれたアリスと貴族の馬鹿息子との婚約披露パーティだったのです。
あなた、いつまで独身で母の世話になっているつもり?今の時代、女の幸せは結婚にあるのよ、責任を果たしなさい、という姉の言葉に追い詰められ、求婚に悩むアリスの視界に映ったのが、時計を持って服を着たシロウサギでした。
誰もウサギに気付かない中、パーティを飛び出したアリスはウサギを追って森の中へ。ウサギの消えた穴を覗き込んだらうっかり落下。きっとこのシーン、3Dで見たら迫力あるんだろうなぁ!ていうか、アバターの予告のときに3Dでみたけど面白い映像だった覚えが。
辿り着いた先はどこかの見知らぬ部屋の中。確かに落ちてきたはずなのに、すべての扉の鍵が閉まった部屋からはどうやって脱出したらよいのでしょうか。
いいえ、ここはお約束、大きくなるジュースと小さくなるケーキの登場です。この二つは今後何度も出てきてアリスを色んなサイズにしてしまい、物語の半分くらい、アリスは規格外のサイズをしています(笑)。
どうにか小さくなって一番小さな扉の鍵を開き、外に出ることに成功したアリス。けれど、そこはまったく見覚えのない世界、そうです、アリスはアンダーランドに迷い込んでしまったのです。

困惑するアリスの目の前に現れるシロウサギや双子、猫や青虫、そして帽子屋たち。
皆が「君がアリス?アリスが戻ってきた?」と問いかけますが、幼い頃の夢をすでに忘れてしまったアリスは「私はあなたたちのアリスじゃないわ」と否定します。
なんだ、偽者アリスか、とがっかりする一同。それもそのはず、今現在、アンダーランドは白い女王が追放され、残忍な赤い女王が支配する闇の国になってしまっているのですが、その赤の女王を倒してアンダーランドを救ってくれる予言を託されたのが、なんと皆が愛したアリスだったのです。
私はあなたたちの期待しているアリスじゃないわ、と否定しつつも、仲間たちが赤の女王に捕らえられ危険が迫っていることをほっておけない19歳のアリス。捕まっている仲間を助け出し、赤の女王が飼っている伝説のドラゴンを倒せる唯一の剣をも奪取して、追放された白の女王に届けます。出し抜かれて怒る赤の女王は、アリスを殺して予言の成就を阻もうと追っ手を差し向けます。ついに、白の女王と赤の女王が再び全面対決をする日が。
けれど、白の女王は不殺生を誓いとしているので自らは姉である赤の女王とは戦えません。誰か、代わりの勇者がこの剣を取って戦わなくては…となったとき、代わりに名乗り出たのは帽子屋たちでした。
そんな状況に悩むアリス。自分はアリスではないけれど、本当に戦わなくていいのか、戦うといったところで、何の力もない自分がどうして凶悪なドラゴンに立ち向かえようか…。
けれど、そうやって悩むアリスに、「お前はアリスじゃない」と言った青虫も「この世界に来たときはアリスじゃなかった。けれどお前は自分が誰かを知っている。今のお前はアリスだよ」と背中を押し、アリスは戦うことを決意したのです。
予言された決闘の日。剣を取ったアリスと仲間たちは戦い、そして激闘の末にドラゴンを倒します。ドラゴンが倒れたことで今まで従ってきたハートの兵士たちも赤の女王から離反。こうしてアンダーランドは再び白の女王の手に戻ったのでした。
殺したドラゴンの血を使って現実世界に戻ることが出来るアリス。そんなアリスを帽子屋が引き止めます。
「ずっとここにいてもいいんだよ」
「それはとてもすてきなことね」
けれどアリスはもう自分の正体を知ってしまいました。そして自分を知るということは自分の責任をも自覚する、ということでもあったのです。
皆に別れを告げ現実世界に戻ったアリス。貴族の求婚をきっぱりと断り、そしてかつて父が成そうとしたシルクロードの貿易を成功させるべく、見習い商人として船旅に出る決意をします。
今度のアリスは幼かった頃のようにすべてを夢だと思い込んでしまうことはありません。だから今でもアリスはアンダーランドのことを覚えているし、覚えているから、いつだってまた皆に会いにゆけるのです。終わり。

端折ったあらすじはこんな感じで!
端折らざるをえないのは、ところどころ不思議の国色の強い「ナンセンス」な場面が出てくるからです。でもまあ、それを強調しているわけでもないので実はちゃんと関連づいていたりする丁寧な作りにもなっています。が、無論、往年の原作ファンのためのナンセンスキーワードも目白押しなので、お好きな方でもちゃんと楽しめるのではないかと。(要するに程よく難しくない程度にブレンドされてますよということで)
原作に続きがあったらこんなふうでもいいんじゃないかな、というくらい正統派な感じに「その続編」に挑んだのが今回の映画です、と言い切ってしまってもよいではないかと、見ていて思いました。

ワタシの注目点は、ストーリーもさることながら、アリスの衣装が全部可愛い!最後の銀の鎧以外(笑)。ちっちゃなアリスはもうほんと、ただの着せ替え人形だよね。だって金髪のお人形さんですよ。小さくなるだけじゃなくて大きくなってるのもまた面白い。あの赤いドレスも可愛いよね。
赤の女王というのは原作で言うところのハートの女王様です。彼女の庭の白バラをペンキで赤に塗ったこともあるのに、女王も忘れてしまったのかな、アリスのこと…。シロウサギたちは全員幼いアリスを覚えてたのに。
国を乱した赤の女王はけれど、本当はただ妹のように誰からも愛されたかっただけで、得られなかった愛情の代わりに恐怖で支配することしか出来なかった可哀相なひとですが、その罰として白の女王にアウトランド(誰もいない未開の土地)へ永久追放されてしまいました。殺生はできないからと言った割りに、結構その辺容赦ない白の女王。彼女は映画の中ではアリスの味方だけれど、だからといって別に正義の女王様ということはけしてないんだよね。まあその辺もあのナンセンスな小説の登場人物らしい感じ。アンハサウェイの演技がまた芝居がかってて面白いですよ。

森の仲間たちの中では帽子屋が一番出番が多いのだけれど、かといって目立ちすぎるほどでもなく。一瞬アリスと恋に発展しそうな空気もかもし出たけれど、それこそ一瞬ですからね(笑)。最後もあっけなくお別れです。
ところで、原作が原作だけに意味があるようで意味のないことが多い、と念頭において映画を観ていたのですが、結局帽子屋が思い出そうとしていた「M」から始まる単語ってなんだったんだろう?そこスルーしちゃいけないような気もするのに、最後は結局カラスと机の話になってるし。(そしてあの問いかけに答えは結局原作でもないし)
あと何を思ったかな。
そうそう、後半、アリスが敵の猛獣を手懐けて自分の乗り物にしちゃうんですけれど、これがまるでライラとイオレクにダブって顔が緩んで仕方ありませんでした。いやイオレクのほうが格好いいんですけどね!(欲目)
双子も可愛い。赤の女王の城から脱出してきたとき、アリスじゃなくて白の女王に駆け寄るのもちょっと忘れてはいけない。あの子達は成長しないんだよねきっと。というかアンダーランドにおいて青虫以外のキャラって成長するんだろうか。あ、青虫は今回さなぎになって見事チョウチョになりました。そんな青虫初めて見たよ、アリスにおいて。

CGが超多用されていて、というかほぼそうなんじゃないかと思うのですが、その分画面の色彩が入り組んでて3Dでは見ごたえがあったんじゃないかと思います。ワタシは通常版で見ましたけれど。
あ!あ!あと言い忘れてた、エンディングが流れてまあ、なんてワタシ好みの声なのかしら、この歌姫は誰?!とスタッフロールを食い入るように見ていたら、アヴリルでした。誰?!じゃねえよ本人だよ(笑)。いつでもすきなのはアヴリル…ほんと今、彼女を越える人がいない…本望です。早く新しいアルバムでないかなー。
Comment
≪この記事へのコメント≫
ちなみに
ジャバウォックの声が私好み・・・・
と、思ったら猿マン様でしたね。
青芋虫は脛イプ先生でしたし。

題材がアリスで監督がティムなのに、何故にこう真っ当なストーリー展開になったんだろう・・・
というぐらい今回はテーマが王道(アリスの1人の人間としての自立)でびっくりしました。
マイナスとマイナスをあわせるとプラスになる法則でしょうか?
アリスがバンダナスナッチに跨って疾走する場面、私もライラとオーバーラップさせちゃいました。
2010/04/27(火) 01:54:04 | URL | Tがや #mw2.PuPE[ 編集]
……!
声の吹き替えのキャスティング、全然見逃していました…!(エンディングはもうアヴリルの歌を聴くので精一杯)そんな、リー様だったなんて…!
青芋虫は聞き覚えのある声ですこと、と引っかかってたのですっきりしました。ありがとうございました!

そうなんです。黄金コンビなのでそういった意味では期待していなかったのに、なぜかしごくまっとうな物語になっててびっくりしました。こんなこともできたのかと(笑)。まあ脚本は別の人と言ってしまえば身も蓋もないんですが…(笑)。3Dでも画像が美しそうですよね~。
2010/04/27(火) 13:44:22 | URL | タカヤマ #-[ 編集]
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