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ものぐさにっき。

成分の99%は萌えで出来ております。
GWど真ん中に法事とか、さ。
昨日イベント後にパンだけ買って早めに帰ったのはね、翌日が田舎で法事だったからです。
ほんとは親戚から長旅だから前日入りして泊まって行きなさいと何度も言われていたのだけれど、だってほら、タカヤマさん前日東京でイベントだったから(笑)。
そんなわけであれほどGWは高速乗りたくないと言ってたのに、車で田舎に帰省してきました。法事って言ってもさ、ワタシの役目は99%運転手ですからね、ええ。家族の足です。ただの使いっぱしりです。こういう行事があるときはいつだって真っ先に使われる下っ端です。独身の車持ちはさ(笑)。

さて、ワタシの田舎というかウチの本家は信州にあります。田舎の大家族っぽく末広がりに家系が順調に増えてて、親戚全員の顔どころか名前すら知らないというか一体何人いるんだとか、そういった集まりからは逃げて逃げて逃げまくってきた人生を送ってきたので(最近なんとなく年をとって観念してきた)、実のところ自分の家のルーツさえも知りません。
南アルプスを指差しながら、「おじいちゃんは小学生の頃、修学旅行でこの山を歩いて越えて三河に行ったんだ」とか(大正時代の話だよ)いわれても全然ぴんとこない。
そんなワタシに、高速降りて信州の長閑な道を走ってた最中、どこぞの城の看板を見てた助手席のパパがポツリと一言。

「タカヤマ家(仮)はなぁ、代々この城を守ってた武家でなぁ、武田信玄が攻め入ってきた折には真田家に報告に走る傍ら、援軍が到着するまで篭城して戦ったんだぞう」

初耳にもほどがあるんですがお父様。

ちょ、それ、ちょ、まっ、え、なにいいいいいい?!(動揺が半端ない)

なにそれなにそれなにそれええええ!城守だったとか、そんなことを知らなかったのもさることながら、何うっかり武田とか真田とかさあ!真田とかさあ!真田とかさあ!そんな名前がつるっと出てくんの!お父様、ワタシがばっさらーやってたの知ってるのぉおおお?!(*知るか)
上田城址行ったときに「おお…!我が心のふるさとよ…!」とか打ち震えたのはあながちヲタクの幻想ではなかったということ?!
…いや、言い過ぎました。幻想にもほどがあります。痛々しくて病院が来いって感じだから謹もうよタカヤマさん。
思わぬところで萌えと繋がる我が家のルーツ。
先祖の誰もそんなヲタクな祖先を望んではいなかったことだろう(真顔)。いやしかし、誰だってびっくりするよね?そんな名前が出てきたらさ。あ、因みに現在のタカヤマ家(仮)は武家でも旧家でもない、一般市民です(当たり前です)。
そんな度肝を抜かれた今回の帰省ですが、衝撃はまだありました。

法事は概ね下っ端らしくお茶出しとか準備とかに追われて過ごしたのですが、そんななか、なんだかとてもびっくりする光景が。
最近増えた親戚(親戚の結婚相手の連れ子)の小学生の男の子がいるのですが、この子がまたものすごいスーパー小学生だった。
頭がいいとか運動神経がいいとかそういうことじゃなくて(いやそういう意味でも優秀な子らしいのだけれど)、料亭で宴席の際、仲居さんが気を使って子供にお菓子を配ってくれたのですが、0歳児の赤ちゃんがね、もらえなかったのですよ。そりゃそうだ、かろうじて離乳食食べてるような赤ちゃんに駄菓子なんてあげられるわけがない。
けれど、赤ちゃんは子供たちが持ってる箱がキラキラしかったのが羨ましかったのか、それとも中に入ってるチョコだかラムネだかが箱の中でシャカシャカ鳴るのが楽しかったのか、その箱を欲しがって泣くわけです。
でもそこは子供VS子供。誰かの親がちょっとそれ赤ちゃんに貸しておあげなさいと諭しても子供たちは手放せません。
そんな中、その子が、その子だけが、「僕、お菓子食べなくても平気だから、これあげるよ」とそれを差し出したのです…!
うおお…!なにそれ…!なにその輝かしい態度…!
たまたまその光景を目にして「ええええええ!なにそれ凄い!」と叫んで注目を食らってしまった親戚のオバサン(ワタシだ)を許しておくれ。
だってさ、ワタシの中で小学生の低学年の子なんてまだ猿と同じ程度の自己統制力だと思ってたんだ…!ワタシが類人猿だった頃、そんな気遣い全然出来なかったよ…!(それがいつ頃かというと殆ど近年ではないかと思われる)
なんか、連れ子なんだけどその子供がもう可愛くて可愛くて、と惚気る親戚の言葉が一気に理解できた。
赤ちゃんのお母さんは「ありがとうね」とそれを借りて赤ちゃんの前でしゃかしゃかと振ってご機嫌を取り、けれど当然食べられるわけではないのでその子に返していましたが…。
だってさ、その子、見てたら偉いんだよ(思わず観察してしまった)。出てくる料理の中でお母さんの好きなものがあればお母さんに譲ってあげるし、食べきれずに残してしまいそうなものは初めから手をつけずにお父さんに渡すし、お子様ご膳を羨ましそうにじーっとみてる不審なオバサン(ワタシだ)にはデザートのプリンを譲ってくれるし…!なんだ…!なんだこのパーフェクト小学生…!
再婚相手の親戚が「お母さんのことが大好きで、今までずっとお母さんを守ってきたんだよなー」とぽつりといった言葉に、ああ、片親で色々大変だったからこんな優等生みたいな子供が出来上がったのかな、と安易な想像をしないわけでもなかったけれど、親戚の子供同士で遊んでる姿は無邪気なもので、いやもうほんと、ただただこの子供を育て上げたお母さんの教育に脱帽です。凄い親戚が増えたものだ。ワタシなんて未だに自分ひとりの面倒見るので精一杯。というか自分一匹の面倒すら見られてない現実。(アイタタタ)恥じ入るばかりです。

でも相変わらず親戚の名前がとんと覚えられないプリンをあげたオバサン(ワタシだ)のことなんて、きっとこの親戚の子供たちはあっという間に忘れてゆくんだろうなぁ。
いやあ、年をとったものです、としみじみ思う。

因みに法事が終わった後、滅多に親戚の集まりに出ない付き合いも愛想も悪いタンポポの綿毛のようにあっちをふらふらこっちをふらふらと腰の落ち着かない未確認生物のようなワタシは、「ようこんな田舎まで来たなぁ」と両手に持ちきれないほどのお土産を貰って帰途に着いたのでした。うお…こっちが尋ねていったのに、なんでこんなにウェルカム土産貰ってるんだ…。
なんというか…いつも不義理ですみませんって気になる…信州のこの人柄の良さを見てると…。だって今回だって、法事会場に家族を送り届けたら、あわよくばそのまま信州蕎麦でも食いに抜け出すか、とか画策してましたから…ね…。(一生の秘密)(タカヤマさんよく秘しとくべき恥をこのブログで暴露するよね)
それでね、親戚と顔を合わせると、あまりにも皆がまっとうにというか、人間の鏡みたいなきらきらしい人生を送ってらっしゃるので(そして驕りも欠片もない)、その正反対くらい自堕落な人生を生きるワタシは「すみませんすみません、生まれてきてすみません」って一気に欝になる。
好きなんだけど、嫌な気持ちになんてさせられた覚えさえないんだけど、自家中毒みたいなのを起こす。なんだそりゃ。

そんなわけでGW最終日の翌日は起き上がれないくらい疲労困憊でした。帰りに渋滞に捉まったからじゃないな、うん。
けれど綺麗なものに触れると、もう今更過去はやり直せないけれど、これから先少しでもまっとうな人間になろう…という気持ちにはなれる。これは貴重な体験であり、経験であり、教えでもあるなと思います。いくつになってもね。ただそれを未だに生かせてないけどね。いくつになってもね。タカヤマさんオチつけるのやめて。いや、いいかんじに韻を踏んだかなぁと。(芸人魂)
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