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ものぐさにっき。

成分の99%は萌えで出来ております。
霊能力者バトルロイヤル
トリック映画版見に行ってきましたー。今週末にテレビでスペサル第二段が放映されますね。矢部のほうのは二回目くらいまでは見たのですが、そのあとすっかり忘れ去ってしまいました。なむ。今後映画版とリンクすることあるのかなー。どうかなー。あったらすごいのになー。

週末のスペサルも楽しみですが、その前に劇場版のネタバレ感想でーす!
トリックの特徴って、要するに怪しい霊能力者の手品によるトリックを見破ってゆく過程が本筋になっているということで、怪しい霊能力者(=推理小説でいうところの犯人)はもう、冒頭から明らかになっているわけです。(ドラマの古畑みたいに)
なんかたまにキャストの豪華さで犯人が判明してしまう、致命的なキャスティングの愚を犯す映像作品もありますが、トリックに至っては犯人(メインキャラ)はすでにわかっているので、今更誰が出てきてもそんな心配には至りません(笑)。
そんなわけで、今回のゲスト霊能力者は暴れん坊将軍!
もうね、製作局が同じだからか、ガンガン推して来るよ、暴れん坊将軍ネタ(笑)。白馬にも乗るし火消しの小道具も使っちゃうし、台詞もパクっちゃうし。
トリックってある意味、ドラマ版の銀魂って言えば知らない人でもわかりやすいのかな。放送コードギリギリっていうかそれアウトじゃ、みたいな版権ネタをガンガン盛り込んでくるので、それもまた楽しいです。
そう、トリックに真面目さとかそういったものはあんまり求めてはいけません。いや、そういう一面をちゃんと受け止めてもいいのだけれど、ワタシはどちらかというと、その気楽さが好きでずっと見ています。

トリックを知らない方へ。
大筋はいつも一緒。超常現象なんてすべて科学で説明がつく、と豪語するリアリストの大学教授・上田と、超常現象なんてすべて奇術で説明がつく、と信じている売れない貧乳マジシャン・山田のコンビが、世の中の怪しい超常現象だったり新興宗教だったり霊媒師だったりする人たちの、お粗末な手品トリックを暴いてゆく、という物語です。
いや、主に暴いてゆくのは同業だけに仕掛けを知っている山田のほうなんですが、なんとなく大学教授ということで上田の知名度ばかりが(一部で)あがってゆきます。笑。なんていうか、こういう凸凹コンビは不滅ですよね。最近で言うとライヤーゲームとかもそうだったけど、このバランスが笑いを生んで結構好きです。
けれどその裏で、「本当にこの世には科学では説明できない超常現象や霊能力者と呼ばれるひとは存在しないのか?」という謎掛けもされていて、それは山田の血脈の秘密というか、まあ天才マジシャンと言われた亡き父の技を引き継いでるかと思いきや、実は母方の先祖がシャーマンで山田もその不思議な力を受け継いでいるという設定もあるにはあるのですが、まあ概ね関係ないし今回も深くは突っ込まれていないのでスルー(笑)。要するに全部を揚げ足とって否定するわけじゃなく、そういった「信心」の余地も残してる匙加減もいい塩梅なんだな。
っていうか、見終わったあとに山田がそういえば時代劇ファンで暴れん坊将軍好きだったこと思い出したよ。遅。笑!

さて、今回のネタは、最寄のバス停から歩いて一時間半、というような山奥にあるとある村で、村を守っていた霊媒師・カミハエーリが亡くなったことに端を発します。霊媒師には孫が一人いましたが、世襲制だと公平でない、という理由から、広く現在を生きる霊媒師を募って、次代のカミハエーリを決定しよう、ということで怪しい自称霊媒師たちが全国から集まり、全員で戦って生き残った者がこの村のカミハエーリの座につく、「霊能力者バトルロイヤル」が開催されることになりました。
カミハエーリの孫は霊能力者と言われているけれど実は超能力なんて持ってないただの手品師で、村の人たちをこれ以上騙さないように告白するから、先生にも超常現象なんてないんだと村人を説得して欲しい、と上田に依頼しにきます。
一方、借金苦に悩まされていた山田もカミハエーリ候補募集のチラシをみて、楽して財宝をゲットしようと村に向かいます。
今までさんざ怪しい霊能力者を追及してきたくせに、借金苦に追われて自ら超能力者を詐称する山田。このプライドのなさがトリックらしさ。笑。

で、集まった(自称)霊能力者たちと、そのトリックを見破ったりなんだりしてる間に殺人事件が起こり、それを解決しながら最後の一人と対決する、というわかりやすい流れなんですが。
物語はとっても判りやすくて、それはいいのだけれど、これは本当に映画でやる必要があったのかな?とファンにして思わずにはいられない(笑)。今度の二時間スペサルドラマと前後させてテレビスペサルでやっちゃえばよかったのに、とちょっと思わないでもない、オチもネタもトリックも「いつも通りの”トリック”」でした。うーん?この同じような展開がトリックらしさだとわかってはいるけれど、ところどころで「ん?」と思うのは映画版の二番煎じ的(パターン踏襲といえなくもないけれどあえて二番煎じという)なエンディングとか、各所ちょっとカットネタが多すぎるのがわかっちゃう辺りがあるのかもしれません。
レギュラーということで矢部たちもちゃんと出てくるのですが、「富毛村」とか誰かさんの好きそうなネーミングが出てきた割に、矢部関連のシーンが少ない。ぶっちゃけ、今回登場はしたけれど何もしてない。(つきつめて言えばいつもどおりといえなくもない)これはテレビ版スペサルで補完される…んだよな…?と願うから今は黙ります。

暴れん坊将軍の正体が亡くした恋人の死後の世界からのメッセージを受け取りたくて各地霊能力者を探して旅をしていた学者だった、というくだりからラストまではちょっとしんみりできたのですが、だから余計に最後、彼が手配されてた詐欺師だったというピリリとした現実が物語を引き締めてます。
正直、回想シーンでリングの貞子を思い出して笑っちゃったけど、まさかあんな真剣なシーンまでパクリオマージュ的にやったりはしてない…作為じゃないよな?!と信じたい。でもどうかな。そこまでパクリリスペクトなのかな。けれどあそこは暴れん坊将軍のヅラに笑わずにはいられないシーンでもあるので、それくらいのほうがバランス取れてトリックらしくていいのかもなぁ。
彼の起こしたトリックは全部嘘だったことは本人が言ったとおりですが、詐欺師の彼でも必要以上の嘘をついているふうには見えなかったので、共犯者が死んだことに関しては孫が本当の霊能力者だった、というオチでいいかな、と思ってます。今回もまた、主人公たちの知らないところで一つのミステリがあった、とね。
けれど見てる人はだれもが思っただろうけれど、前任のカミハエーリの正体を前作とリンクさせることの意味はなんだったんだろう!え、突っ込んじゃいけない?
お母様は相変わらず頼もしくていらっしゃって、今回も書道教室の子供たちの作品を瞬きせずに追いかけたけれど、残念ながら次回作やテレビスペサルへの伏線は見つけられませんでした。早すぎる。というか、色んなところにコネタが満載で、一回流してみた程度じゃ全部拾い切れない。出来れば録画してストップさせながら見たいくらいー。
今回映画版を見てて、なんとなくテレビ版1stシーズンが見返したい気分にもなりました。なんとなく。この1stシーズンのころは上田と山田がくっつくか否かって感じなのが好きだったけれど(それこそライヤーゲームもそうなんだから、大抵ワタシという人間の好みはここ数年変化してないなと思う)(でも比べてみても映像版の作り方が似てるねこの二作)、今回のエンディングではもう全然そんなことを思わなかったよ。むしろ恋愛色皆無くらいのがいいくらいで、エンディングは笑いネタにもってって欲しいと思っちゃった。どういう心境の変化か…。
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