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ものぐさにっき。

成分の99%は萌えで出来ております。
借りぐらしの小人さん
学生たちが夏休みに入る前に即行で見に行こう!と思いながら見逃してて、けれど見ないでは終われない映画が今年の夏にはございましてね…。ええ、国民的アニメの代表とも言える、例のスタジオがお作りになったアニメです…。
一念発起、覚悟して見に行ったけど、客層はなんとご年配のご夫婦とおひとり様多々という、閑古鳥状態でした。これ言っていいのか(笑)。完全にTOY3に負けてる気がする。

というわけで静かに映画の世界に浸ることが出来ましたよ!(ものはいいよう)
以下、借り物をして暮らす小人さんたちのアニメ、ネタバレ感想でーす!
宮崎監督ノータッチかと勝手に思ってたら、脚本は宮崎監督なんですね。で、監督が新人さん、と。
原作は「床下の小人たち」というファンタジー小説がもとになっているのですが(この辺りハウルからの流れを汲んでいますね)(企画自体はこっちのが昔からあったそうだけど)、それを日本の、東京の片田舎(車のナンバーが多摩だった)に設定を変えて話が作られています。
年代的にはどうなのかな。屋敷の大叔母さんが運転してたおベンツ様が古い年式のだったから、昭和設定なのかなと思わないでもない。屋敷も和洋折衷が入り混じった辺り、旧家という言葉さえ思い起こされます。いつもどこか不思議な雰囲気の宮崎アニメ。

さてさて、心臓病を抱えた少年が、手術までの一週間を静かな場所で静養できるようにと、家族と離れて一人大叔母さんの屋敷へとやってくるところから話は始まります。暮らしているのは大叔母さんとお手伝いさんの二人だけ、という都会の喧騒からも離れた環境。けれどその家には、なんと人間に見つからないようにして小人さんが暮らしていたのです。
小人さんは「借りぐらし」という、人間に見つからないように人間のものをちょこっとずつ「借りて」暮らす一族です。昔はこの広いお屋敷にも三家族が「借りぐらし」していたものですが、時代が変わり今は一つの家族だけ。
その父母と一緒に暮らす一人娘のアリエッティが病気の少年に姿を見られたことによって、一家は住み慣れたこの屋敷を出て、また人目を避けた場所に引っ越さなくてはならなくなりました。
人間に見られてはいけない。それが床下の小人の掟です。
けれど引越し先を探している間に、以前からこの屋敷には小人がすまわっているのではないかと疑っていたお手伝いさんにお母さんが捕まってしまいます。
人間に姿を見られてはいけない掟を破って、自分たちに好意的な屋敷の少年に助けを求めるアリエッティ。心臓病の少年と二人でお手伝いさんの目を欺きながら屋敷中を駆け巡り、ついに捕まっていたお母さんを救い出します。
そして今度こそ、この屋敷がもう自分たちにとって住み良い環境ではなくなったことを知った小人たちはその夜、屋敷を出て新たな家を探して旅立ったのでした。

大雑把過ぎるあらすじで言ってしまうと、なんと短いお話なのか…実際に短いんですけどね。一時間半くらい?冒頭で少年が「僕はこの家で一週間だけ暮らした」と言っていますが、アリエッティたちが家を出るのは五日目の朝なので、実質四日間のお話です。
心臓病の少年は好奇心も薄く、アリエッティたち未知の生き物に話し相手になって欲しかっただけなのですが、そしてこの屋敷の大叔母さんも祖父が以前見かけた小人さんに会ってみたいわ、なんて可愛く笑うおばあちゃんなのですが、どうしてお手伝いさんだけそんなに小人を付け狙うのかもちょっとよく判らない。好奇心?それとも見世物小屋にでも売り飛ばそうとした?大叔母さんのように小人に会ってみたかっただけにしては、ネズミ取り業者を呼んだりと、中々に方法が手荒です。だから悪役めいちゃうんだよ。笑。
心臓病の少年は自分がきっと助からないだろうことをすでに受け入れていてどこか達観した部分がありながらも、小さな身体で必死に生きているアリエッティと出会うことで生への執着を少しずつ取り戻してゆきます。彼の両親は離婚していて、仕事で忙しい母は息子の心臓病の手術だというのに海外出張に出て不在という設定もまた、少年が諦めるのが早いことの一因なのでしょうね、きっと。
小人さんの生活は毎日が大冒険で、小さな釘の階段を行き来したり、雨の雫が巨大な水玉だったりとそういった子供心を擽る要素と、大人が見てもほんわかする演出はさすが某スタジオ、という繊細さがありますが、物語自体はどうだったのかな?と思わないでもない。
判りやすくそして短く纏めてあったという点では夏休みの子供向けアニメとしては充分でしょうが、大人の心にも響く、という点では残念ながら及んでいないかも。そもそもそこを目指していないといわれればそれまでなので、別段気にする点ではないやもしれませんが。
まあ日本国民としてみないわけにはいかない映画を一本消化!ということですっきりすっきり。アリエッティも可愛かったしね!
けれどワタシは虫と共存できないので、小人さんの生活は楽しめそうにない。
団子虫が王蟲の子供サイズとかだったら、軽く死ねる。(そこまで小さくないよ!)
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