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ものぐさにっき。

成分の99%は萌えで出来ております。
和菓子屋の杏子ちゃん
昨日の牡蠣ツアー、自分土産は虎屋の秋限定焼芋ういろうとくうが餅です。くうが餅はおはぎが好きな人ならきっとお好きですよ!秋限定の栗餡も出てたけど、定番の小豆で。三重って牡蠣とかの魚介もかなり美味しいけれど、松阪牛っていうすんごいブランド牛もいて、その上お茶の収穫もあるから、お茶請けの和菓子の種類も多いんですよね。太閤餅とかへんば餅、あとは福永餅とか有名ですよね。何気に食の宝庫だと思う。
で、和菓子をそろえて万全の体制で、本日ワタシは読書の日です。
何を読むかって?もう積み本の中でこれしかないですよね!
「和菓子のアン」!坂木さんの今一番の新刊かな?
以下、簡単にネタバレ感想でーす。
ちょっぴりふくよかな主人公は高校を卒業し、やりたいことも不透明なままで、ただ大学に行くだけの向学心もないし、この就職難の折にいい仕事が見つかるわけでもなく、とりあえずは働かねばと自分の好きな分野で面接を受けることに。
自分の好きな分野→食べ物関係で、尚且つ子供の頃から太ってることをからかわれたので男の人がちょっと苦手。ということで、今時の若い男性のいない職場=デバ地下の和菓子屋さん!という結果。
その和菓子屋さんを舞台に、ちょっと変わった所のある店長とモトヤンのバイトさん、そして面接の時には知らなかった唯一の男性店員(ただし心は乙女)という顔ぶれと仕事をしてゆくことになった主人公が、日々のちょっとした「日常ミステリ」に関わってゆくお話です。
日常ミステリってジャンルどおり、ミステリはもう本当に味付け程度で、いうなれば主人公のバイト奮闘記でもいいかもしれません。
和菓子屋さん、ひいてはデパ地下の情報にちょっと触れることができて楽しい。成人女性と切っても切れない縁を結んでるのが、デパ地下ってものですものね(笑)
そして何より、この食べるものが好きな主人公目線で物語を読んでいると、表紙の写真だけが唯一の視覚的刺激だというにも関わらず、和菓子が食べたくて食べたくて仕方ないです!いやもう、ジャストタイミング!虎屋のういろう、賞味期限が一日しかなかったから、読みながら一本食べきってしまったよ!(いやそれはどうだろう
普段食べてる和菓子の種類とか、そういうものも難しくて理解できなーいなんてことにならない範囲で解釈や説明が出てきて、とっても楽しい。というか、ワタシも和菓子屋さんで働きたくなる。何も知らないでバイトに入った主人公目線で語られるから、一緒に勉強して学んでいってる感じなんですね。
きちんとした茶道に供される上生菓子じゃなくても、おはぎやお団子なんて身近な甘味も「和菓子」なんだなぁってしみじみ思い出します。
和菓子のお店がメイン舞台ですが、登場人物たちの人間関係も一癖も二癖もあって、それもキャラモノとしても読みやすくて楽しかったです。というか、これ是非とも以下続刊してくれても楽しいのになーと思わずにはいられない。とりあえず和菓子屋さんの季節限定商品12か月分紹介して欲しい(笑)!
ぽっちゃりしてることがコンプレックスの主人公ちゃんですが、周りから見れば「女の子はふくよかなほうが可愛いよ!」の範囲らしくって、乙女系男子には「大福みたいで可愛い!」とぎゅーってされちゃうほど好かれているので、愛嬌がある範囲なんだろうな。唯一の男性キャラということもあるけれど、この主人公ちゃんと乙女系男子で恋愛に発展しても楽しかろうと思わずにはいられない、続きが読みたくなる一冊でした。
店長さんの過去とか垣間見える程度に出てきただけだし、モトヤンの同僚ちゃんのこととか、何よりデパ地下の諸事情とかもっと出てきても楽しいなと期待せずにはいられないお話。
デパ地下裏事情みたいなのを取り扱った小説は、探せば他にもありそうですが、嫌味がなくて日常ミステリっていう題材で軽く読めるこのくらいの作品が、お茶請けの友としてはぴったりの一冊でした。
ところでういろう一本食べておきながら、まだ甘味が欲しくなってしまう今日この頃。
最近のワタシの甘味メーターどうした??
Comment
≪この記事へのコメント≫
坂木さんの本は食べ物が美味しそうですよね。
坂木さんが最近ちょっとしたブームなので私も先に「切れない糸」と「ホテルじゅーしー」を読みました。
「和菓子のアン」はまだですけど、面白そうですね。
そのうち読んでみます♪

ちなみに、ホテルじゅーしーも読んでるとすごく沖縄に行って沖縄料理を食べに行きたくなりますよ。(笑)
2010/11/22(月) 21:52:03 | URL | Tがや #mw2.PuPE[ 編集]
読みましたー!
あちらも、うっかり沖縄を再訪したくなるような小説でしたよねー。
姉妹作が「しんデレら~」なので、宜しければそちらもどうぞーv
今作はほんと、和菓子を手元にご用意の上、お読みくださいませませ。

ほんと、この人の作品、食べ物がかなり美味しそうに毎回登場してることに気づきました。笑。
2010/11/23(火) 09:54:56 | URL | タカヤマ #-[ 編集]
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