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ものぐさにっき。

成分の99%は萌えで出来ております。
オーダーメイド殺人クラブ
病院で待ち時間にちまちま読んでた本。ほんと、一冊本を持ち歩いてると結構空き時間が潰せて、携帯電波切ってなくちゃいけない場所では特にいいです!
来月になったらPSP持ち歩いてそうですけど(笑)。

久々にそんなわけで辻村さんの本を消化。まだ読んでなかったんだなぁ、と思い出して。(なんか抜けてた)
大安吉日のほうは、今期ドラマ化しましたねー。一話目見ましたけど、割と原作通りのストーリーで進みそうかな?ちょっとドラマ向けに脚色してあるくらいで。双子姉妹のとこのカップルが好きでした。

と、話はさておき、以下ネタバレ感想でーす。
今日は親戚来て色々していってくれるので、何もすることがないのです(笑)。ありがたやー。ちゃっかりこのあと友達と新年会ランチしてきます。生まれた赤ちゃん、お披露目してもらうんだー♪
中学二年生の主人公が、クラスのイジメや学生ならではの人間関係の中で生きることにうんざりして、ひょんなことから放課後顔を合わせた隣の席の男の子に自分を殺して欲しい、と依頼するお話。
二人は「今まで誰もしたことのないような方法で、何年も語り継がれるような殺人事件にしよう!」と色々試行錯誤します。
殺されて話題をかっさらうことを夢見る少女と、切り割き願望があって殺人の依頼を引き受けた少年。
ですが、基本、お話は主人公の少女の視点で進んでゆきますので、周りの人間が何を思っているかというのを一切省いて、少女の見解と思考を軸に話が進んでゆくので、まさに中二病というか青臭い昔の思い出がまだかさぶた状態で引き戻されると「いやあああああ!」と赤面して逃げ出したくなるような年齢の若い方は少し避けたい内容化も。
かといって、リアルタイム世代は世代で途中は共感できても結末が消化不良でさほど思い入れはないかも。
というわけで、その世代を外したタカヤマなんかはもう、「あーあー、そういうヒエラルキーあったよねー」と懐かしく程よい共感が蘇る状況で楽しくあっという間に読めました。
叙述トリックはなかったけど、久々にこの人の作品を面白いと思えたなー!
爪弾きの標的にされてしまった主人公が「どうせもうすぐ殺して貰えるんだから」と思うことでイジメを受けてしまう現状から現実逃避している姿はしかし、思考さえ極端ですが中学生やイジメの現場に限られた思考ではないかもしれません。突き詰めた人間関係に拘らずうやむやのまま当たり障りなくスルーする姿とか、社会人になっても同じ状況はそこここに存在しますものね。

どんなオチがつくのかなーと前ふりが長かっただけにわくわくとページをめくりましたが、殺人計画が失敗に終わる流れはともかく、その後日談はちょっと尻つぼみ感は否めないかな、それでも。
むしろ、殺人計画が失敗(そうです結局失敗です)した後の生き様こそを、もっと言葉も多くしっかりと語って欲しかったかもしれません…ですが、そうだよね、中学生に限らず、何かの願いが叶わず終わった後も人の人生はなんだかんだと続いてゆき、何かに失望して生きるのを放棄したくなっても日は昇り時間は進んでゆくんだから、それに逆らわないだけで月日は流れてゆくだけのことです、ええ。
相変わらずチヨダとか他の作品と同じ世界観で描かれていることには少々食傷気味ですが、主人公二人の成長後は一度くらいカップルになってみるのもいいのではないかと思いました。付き合ってみて合わずに別れても別にそれはそれでお互いの人生ですが、何となく、徳川くんは一途っぽいので浮気とか気持ちが離れたとか男の子側の理由で別れることはなさそうかも、と勝手に思い込んでます。笑。

しかし、前述のように懐かしく思い出して読めたましたよー、といいつつも、読んでいる最中はちょっぴり毒され気味だったかも。殺人思考じゃなくて、主人公の微妙な人間関係の機微に。エンディングで自分で言っている通り、自分が賢いと思って周りを見下していた中学時代、とのことでしたが、その中学時代を主人公の思考でつづられる物語を読んでいると主人公の言い分がすんなりと飲み込めるのだから、タカヤマもいい年してまだ中二病をどっかに患っているのかと思ってしまう(笑)。
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