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ものぐさにっき。

成分の99%は萌えで出来ております。
海街diary1
たまたま本屋で吉田秋生さんの新刊を見かけたので読みました~。吉田秋生さんはBFがもうものすっごい大好きでしたね…。アッシュと英二が永遠に幸せであってくれたらと何度願ったことか…。二人で楽園にでも行けばよかったのに…。(そして成長したシンにときめいたりしてました)その後夜叉の初めくらいまで読んでいたのですが、それ以降の吉田漫画…。

鎌倉を舞台にした女四姉妹のオムニバスストーリーのような連作です。
鎌倉に住む三姉妹はある日突然、離婚した父親の訃報を伝えられる。両親は三姉妹がほんの子供の頃に離婚していたのですが、母親に引き取られたはずの姉妹は母の実家に預けられたまま母は出奔。なので、姉妹は祖母に育てられ、その祖母が死んで社会人になった今も三人で祖母の家で暮らしています。そんなわけで、両親に対してとんと思い入れのない三姉妹。(特に長女)仕方なく顔を出した葬儀で、自分たちの中学生の異母妹に初めて会います。
父親は、母親と離婚した後に再婚。その相手との間にひとりの女の子をもうけるのですが、その母親とは死別。親一人子ひとりで生活していたのですが、最近更にお互い連れ子のいる女性と再々婚して病気が発覚。闘病虚しく亡くなったのでした。
三姉妹は父親の新しい子供にも家庭にも関わる気は全くなかったけれど、再婚相手のところに一人残されることになった異母妹と一緒に地元を散歩して父の思い出に触れているうちに、結果的に両親は離婚したけれど、でも子供の自分たちは父親にちゃんと愛されて大切にされていたことを思い出します。
そして、なんだか気持ちが通い合った三姉妹は、異母妹を引き取ることを決め、四姉妹となって鎌倉での生活が始まるのでした。
…という、初めの話を踏まえての、その後鎌倉に引き取られた異母妹を取り巻く環境を中心に、四姉妹それぞれに焦点を当てたようなオムニバスが続きます。

いやあ、なんだかもう、素直に泣けました…。
異母妹は新しい再婚相手に虐げられたりとかそういうことは全然ないのですが(ちゃんと父親の死後も継母は家族として暮らすと言ってくれてたし)、それでもやっぱり突然父親を失って、他人とも言える義母に甘えきることも出来ず、葬儀で忙しい大人たちや看病でまいってしまっている義母に負担をかけないように健気に振舞っています。
でも、その子が三姉妹(父親の同じ血縁者)に会うことで漸くお父さんのことを共有して話せる人が出来た。おとうさんが死んでから、初めて泣いて慰めてくれるひとに出会えた。
また、三姉妹も、父親に愛されて真っ直ぐに誠実に育った異母妹を見ているうちに、自分たちを捨てたとかいい加減な親だったという憎しみと失望に特化した過去の中から、それがすべてじゃないことを思い出し、また三姉妹も別の意味で父親の存在を自分たちの中で昇華させることが出来た。
異母妹が泣き叫んで、それを三姉妹が慰めるという見開きの無音画像ページすきだなー。
四女は元から礼儀正しい子だから初めは三姉妹に対しても敬語なんだけど、それが段々と取れてゆくのもまた可愛いです。

長女が長女気質の看護婦さん、次女が男に弱い銀行員、三女が気ままなフリーター、…だったかな?(三女が曖昧)喧嘩もするけれどバランスの取れた姉妹ってカンジです。まだ次女の恋愛関係の話しか出てきてないから、今後長女と三女のお話も出てくる…のかな?どうかな。最後は四女が何かしら成長(卒業なり成人なり独り立ちなり)して終わる話だと思うのですが…。
また思い出したように読んでみたいお話です。

それにしても、作中に鎌倉のあれこれが出てきて萌えること萌えること!佐助稲荷とか極楽寺駅とか!ぎゃーぎゃー悶えてしまいました…。自分で行ったのもあるけれど、やっぱり迷宮で出てきたからかな/笑。ラヴァキスも鎌倉のお話だったような気がするので(違ってたらスミマセン)、作者さんは鎌倉の方なんだろうか…。鎌倉、いまものすごく自分の中で萌え…京都はそうでもないんだけど、鎌倉と熊野はもう地名だけでも萌え…。(どんだけ自分遙か3好きなの
Comment
≪この記事へのコメント≫
私もこれ読んだー。
ラヴァーズ・キスの藤井くんが出てると言うので読んだ(笑)。朋章好き好き。
吉田秋生はサスペンス?系だけじゃなくてこういう話もうまいよねー。いい読後感だったよ。
2007/06/05(火) 21:04:14 | URL | Mキコ #-[ 編集]
∑( ̄△ ̄)!!!!
ラヴァキスの藤井くんだったんだ…!今初めて気づいた、その繋がり…!(なにそのうっかり)(だってもう昔過ぎて)
そうそう、遺伝子操作とかサスペンスなカンジじゃなくて、普通のお話なんだけどじーんとした。目線がいいんだね、きっと。
2007/06/05(火) 21:28:25 | URL | タカヤマ #-[ 編集]
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