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ものぐさにっき。

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ハチクロ読破感想~
有閑倶楽部がこの秋からドラマ化!そういえば忘れてた(笑)!どんなお話になるんだろう…漫画自体は読みきりのエンタメ性が高くて話にしやすそうだけど、その代わりちゃちな映像にもなりやすい危険なにおいがしますぞよ…。花きみくらい意外な萌えポインツがあったら喜んで踊らされるのですが…。

小学校からの親友がいて、ワタシと彼女は大体同じような系統を好きになります。彼女が嵌ったものは(何年後かに)ワタシも嵌り、ワタシが嵌ったものは(何年後かに)彼女も嵌る、という大変嫌なループ関係(笑)。ただし、作品に嵌ってもカプは被りません。鋼でいうなれば、増田は受けか攻めかくらい決定的に被りません。
で、そんな彼女が数年前、目をキラキラさせていいました。
「ハチクロっていういい漫画があるの」
当時は記憶では二巻か三巻くらいまでしか出ていなかったと思います。でも彼女は久々にいい少女マンガを読んだ!と言って熱弁をふるっています。
…ワタシと彼女の業の深いところは、数年ずれてその作品のよさに気付くくせに、片方が嵌っている当時はもう片方は全く別のベクトルに興味が向かっていて、「そういうのは確かに好きになりそうだけど、でも今は特に摂取したいとは思わない萌えだわ」と思ってしまうところです。何度繰り返しても。本当に愚かです。
で、その数年後、またまた今度は映画化される話が出たときに、彼女は再びワタシに言いました。

友「はちクロ映画化!見に行こう!」
ワタシ「あー、ワタシ結局読んでないんだよねー」
友「アアン?!読めっつったろ、この非国民!

清々しい罵倒でございました。
えええ、でもさ、ワタシ三角関係とか恋愛の縺れとかそういう青臭いのは好きじゃないのよねーといえば、「そんなんじゃない!映画の宣伝に騙されないで!あれはもう三角関係とか恋愛とかそういう問題じゃない作品だから!」とまたも彼女は熱弁。
でも友達甲斐のないワタシはまたもふーんと聞き流して、じゃあ完結したときに読むかーと思い、また月日が流れ。
…完結したじゃないですか。映画化終わったら、完結してるじゃないですか。そしてワタシはそのやりとりを思い出したじゃないですか。
…読まなくちゃ、いけませんよね。
ということで、つるっとはちクロ、全10巻読破感想です。(前振り長いよ!
ハチクロを読む前の事前認識。三角関係であること。メインのキャラが数人いて、そのキャラたちの群像劇っぽいこと。現代の悩める美大生なこと。限りなく青春ものに近いこと。
…うおお。どれをとってもワタシの読書の趣味に合う単語が一つもない…!
芸術系とか青春系とか更に三角関係とか、一つの場所でグルグル廻ってる人間の話って苦手なんですよね。多分、意図してそれを題材にしてる作者さんの描きたい方向性と自分が読みたい方向性が一致した過去がないため、苦手意識が強いんだと思います。拍手喝采して楽しめた過去がないから、ならばもうそのジャンル自体を敬遠しよう、みたいな。
というわけで、一巻を読み終わった時点では、何一つ心を揺さぶられるものはなく。はいはいこういう背景なのね程度。この作者さんの同人も読んだことないし(スラダンとか描いてた方ですよね)、作風もわからないから、先の展開が読めないという辺りではいいことなのかな?
コロボックルとか先輩がアレなこととか、「ギャグ漫画?」と思うような始まりでしたねー。
で、その後進路やなにやらで悩んだり美大生らしく芸術に悩んでみたり、報われない恋に悩んでみたり、と青春一杯のキャラクターたち。ああ、この部分が映画にピックアップされたんだろうなあと。
三角関係も微妙な感じで出てきました。ああ確かに、これで「三角関係のドロドロなんでしょ」といわれた友達は反論したかったんだろうなあと納得。確かにこのお話は二組の三角関係がメイン軸なんですけどね。でもそれは人間関係の立ち位置であって、物語の主軸というわけではなかったのです。
初めははぐが主人公だと思っていたのに、ぐんぐんと山田さんに引き込まれていきました。だって可愛いんだもん!山田さん可愛い!可愛い!山田さんの恋愛はもう始まった当初から叶わなくて失恋もしているのに、それで十巻引っ張りきる辺りが凄い。そうだよね、人間て失恋してもその瞬間から振られた相手を嫌いになるとか全然繋がりのない生活になるとかいうわけではなくて、その後も友人関係が残ったり、彼を好きだった思いや記憶が自分の中から消え去るわけじゃないんだよね、と物凄く納得させられるお話。
山田さん頑張って!とワタシは読んでる途中応援していたのですが、そこで山田さんががんばったからと言って恋が実らないところがまた、いい手腕です作者さん…!(偉そうに言わないで下さいタカヤマさん)くっつけばいいと思ったのに、くっつかない理由があまりにもしっかり描かれているから、これほど失恋物語を説得力をつけて描いた人っていたっけ、と思わず振り返るほどでしたよー。
でもワタシが一番感動したのは、「雨の終わるところ」という言葉でした。す、すごい…!すごい…!そんなのを、この作者さんは見たのだろうか。(見たから描けたんじゃないですか)そんなのを描くことなんて思いつく発想が素晴らしい…!
美大のおじいちゃん先生たちが「青春様のご光臨じゃああああ!」とかいって祭る気持ちがちょっとだけわかったよ…!青春て敬遠するものじゃなくて、温かく見守るものだったんだね…!
でもワタシの気分的には青春は真山です。真山を見てる野宮の気分です。自分が脱ぎ捨ててきた格好悪い過去を見せ付けられておぞましい気分(笑)。野宮が真山を嫌う気持ちがものすごくよくわかるけれど、お話の中ではいくつになっても恋愛ってするもんだねということで、大人組の人たちにもそれぞれ物語がありましたね。素敵。
山田さんは野宮に幸せにしてもらえばいいんじゃないかと思います。あんなに可愛いんだし。自分の恋をおろそかにせず頑張ったし。あんなに可愛いんだし。(タカヤマさん可愛いしか言ってない)(だって可愛かったから)
なんだろう、普通失恋しても相手の男を諦めきれずにうじうじする女の子ってウザい部類のはずなのに、山田さんは何故かきゅんとなる…可愛くて一生懸命でどうしようもなくてきゅんとなる…。
もう一つの三角関係というかメイン主軸のはぐみの方はすみません、はぐの個性がよく判らなかったので、正直「ふーん」と眺める程度でした。笑。竹本くんはまさに青春そのもので頑張りました。でも森田さんではなく先生を選んだはぐ。まさかそんなところにラブが隠れていたなんて、あまりにも近すぎて最終巻まで気付きませんでしたよ!ていうかあまりに伏兵すぎましたよ!先生がはぐちゃんラブなんて、そんなの今更過ぎて…!え、恋愛だったの?父性愛じゃなかったの、とそっちにびっくりした。(いまだにどちらかは判らない)
そんなわけで山田さんには何度も貰い泣きしたけれど、メインカプには心揺さぶられないなーとか思いつつも、最終話。キタ。きました。タイトルの意味を忘れかけてたところに強引に(笑)。おおおおお、そうなの、そういうタイトルの使い方するのね、と。
でも一人でクローバーを探してるはぐちゃんの姿にここでも貰いNAKI…!(結局泣いてるんじゃ)
実は終わり方と最後のモノローグの内容は十巻までかけてこれだけ濃い内容を書ききった話の終わり方としては弱いなと今でも思っているのですが、それが結局この作者さんの作風だったのだろうか…。話の内容自体はいい決着のつけ方だと思ったのですが…。じゃあどんな終わり方のモノローグがよかったのと言われても咄嗟には答えられないのでなんとも言えないなあ…。でも…うーん(笑)
全部読みおわってワタシが知りたかったのは、この作者さんが一話を描いた当時からこのラストまでの道筋と結論をすべて細部まで用意してそれをなぞって描いていたのか、それとも連載の間に筆が滑るに任せて感性で話を転がしていったのか(笑)ということでした。どっちなんだろう…。どっちでもいいのですが、なんとなく気になる…。
ハチクロ読んでない方には、物語の内容もあらすじもわからない感想ですみません。なんとも内容の説明が難しい…。
でもこれ連載途中を追っかけるよりも、全巻纏めて読んだほうが感動が薄いんじゃないかとは思いました。内容的には纏めて読みたいんだけど、そこをぐっと我慢してリアルタイムで追ったほうが、時間をかけただけ内容も胸に深く刻まれて感動も二倍!みたいな…。まあ、もう手遅れですが(笑)。
読まなくても非国民じゃないけれど(笑)、読み応えのある少女漫画を読んでみたい方は余裕のある涼しい秋の午後のティータイムにどうぞ。
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