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ものぐさにっき。

成分の99%は萌えで出来ております。
一瞬過ぎた風
先週四夜連続でやってた「一瞬の風になれ」を見ました。撮り溜めてたので一気に。
原作未読で何故見たかと言うと、物凄く単純に報道の子が出てたからです…。興味本位…。
でも見ててびっくりしましたね。
タイトルどおり、まさに一瞬の風のごとく四夜が過ぎていきましたよ…(タカヤマさんうまいこと言ったつもり?)

おにいちゃん大好きな弟と、自分がどうなっても弟を愛し続けた兄の、高校三年間の愛のメモリーです。
以下、ネタバレ。
えーと、冗談さておき(冗談?!)高校スプリンターのお話かな。
原作未読のため、テレビ版の情報だけで話を進めますが、主人公の高校三年間の部活にかけた青春物語。
主人公は中学までやってたサッカーを、自分には兄(プロのサッカー選手)ほどの才能はないからと辞め、高校進学を機に陸上のスプリンターに転向します。
そして、陸上で短距離を走ることと平行して、「4継」という、四人でバトンを繋ぐリレーの面白さに目覚めます。
で、兄はものすごくいいおにいちゃんで、弟の転向を励ましてやったりとかして一緒にお買物にも行っちゃうし、弟も弟で、同級生の女の子に「よほどお兄さんのことが好きなのね」と問いかけられ、真顔で「うん、大好きだよ」とか答えちゃう、来たあぁぁぁああ!兄弟ものきたあああああ!と叫びたくなるような模範的な兄弟でした。
だってね、もうすごいから。弟の部屋、兄のポスターとか雑誌の切り抜きとか家族写真とかべったべったいっぱい貼ってあるから。
これが標準的男子高校生の正しい部屋のあり方だというのなら、日本の未来はものすごく明るい。是非とも推奨したい。総理大臣頑張れ。(関係ない)
惜しむらくは、お兄ちゃんがもう既にプロのサッカー選手になってて、家には住んでないということ。お兄ちゃんと弟の年齢差ってどれくらいなの?子供の頃を見ている限りでは1,2歳差くらいに見えるのに、お兄ちゃんもしかして、高校中退してプロ転向とかなの?
まあそれはさておき、同じお家に暮らしていないのに、お兄ちゃんは休日には足繁く実家に帰ってきて、弟とのコミュニケーションを欠かしません。素敵兄。で、弟の方も大好きなおにいちゃんに陸上転向を応援してもらえて、うっきうき気分で陸上の楽しさを満喫してゆきます。
が、そんなラブラブ兄弟に不幸の陰りが。
お約束に、お兄ちゃんが事故にあったとの連絡が!(物凄いタッチを彷彿とさせる黄金のパターンきました
それを、二年に進級し、部長を任された陸上の大会(インターハイ予選かなにかだったのかな?)の後に聞く弟。必死に病院に駆けつけた弟に、両親は足の怪我が酷く、リハビリ次第で歩けるようにはなるだろうが、もうサッカーは出来ないかもしれないと告げる。
愕然とする弟。
そこに、目覚めた兄が、大会から直行したジャージ姿の弟を見て、「そんな格好で来るなよ!見せ付けているのか?帰れ!」と酷い言葉を。
生まれて17年間兄から罵倒されたことなど一度もない弟だったらいいな…!の事実無根)はガーンとショックを受けてトボトボと家に帰り、それ以来、兄のことがショックで走れなくなります。
親は「お兄ちゃんも気が動転していたんだ、あんなのは本気じゃないから…」と弟を慰めますが、弟は「そんなことわかってる。そんなことどうでもいいよ」と切り捨てます。
そう、弟はおにいちゃんが何があろうともそんなことを本気で言うような人じゃないことをちゃんと判っているんです。
判っているからこそ、優しい兄がそこまで絶望していることが辛くて辛くて、何も出来ない自分が悔しくて仕方ないんです。
陸上部の仲間たちは大好きな兄がそんな大変なことになってしまい意気消沈する弟の気持ちがわかっているので、無理に部活に引き戻したり、走るように強制したりしません。(なんだそれ、公認か。兄弟のラブは公認なのか)(公認でしょうとも!弟がお兄ちゃんラブを憚らないからサ!)(お母様、なんていい教育!)
ただ、走らないでもいい、今度の駅伝大会は、部長としてどうか応援に来て欲しいと無理を承知で(ものすごく下手に出てこれを強調していた…兄が大変なときに弟に何かをさせるのが、そんなに無理なことだとどうして皆知ってるの…!)頼みます。
仲間の想いを受け止めた弟。けれど、どうしても未来を失ってしまった兄のことが頭を支配して、体が動きません。明日は駅伝大会の日だというのに、一睡も出来ない弟。
夜が明け、大会開催時間間際になってくると、部の仲間たちから続々と携帯に電話が入ってきます。けれど、通話ボタンを押せない弟。そこへ、入院して以来ずっと会っていない(多分)兄から電話が掛かってきました。
迷いながらも、携帯を手に取る弟。
久しぶりに聞く兄の声は、以前と変わらない優しい声でした。駆けつけてきてくれたときは気が動転して自分でも何を言ったか覚えてない。お前を傷つけたならすまなかった。でも本気じゃないという言葉を兄の口から聞けて、それまで堪えていた弟の心が崩れます。

「なんで健ちゃん(お兄ちゃん)がこんな目にあうんだ、健ちゃんの足は大切な神様からの贈り物なのに。こんなの、自分の足が変わりに駄目になればよかったんだ」

そう泣き崩れる弟に、兄は諭すような声で、そんなこと言うな、お前が怪我すればいいなんて思ったこともないからと(いうようなことを)いいます。
兄との電話を切り、自分の中の葛藤を抱えたまま、それでも仲間の待つ駅伝大会へと走り出す弟。
走っている仲間たちひとりひとりに応援の声を掛け、そしてやっぱり自分は走ることが大好きなんだ、と思い出します。
で、仲間たちに温かく受け入れられて、何とかもう一度走りを取り戻す弟。(この辺、すみません、あまりにスルーしすぎてやり取りも覚えてません)(兄弟に関係なかったからつい…!)
そんなこんなでついに季節は春、三年に進級し、新入生に抜群の早さを持つ短距離走者が入り、今年こそ強豪と競り合えるほど歴代の中でも早い四人で4継が走れる、となります。
高校に入った頃は、飛びぬけて早いわけでもなかった弟。時に仲間と衝突したりしながらも続けてきた陸上。けれど、高校三年間走り続けたことでめきめきと成長し、ついには短距離で自己ベストをたたき出します。(多分/またこの辺もうろ覚え)(だって兄の出番はいつかと待ちわびて…!)
そして、その高校最後のインターハイで走ることになった4継の決勝前、グラウンドに向かう弟に突然現れた兄が声を掛けます。
健ちゃん…!と嬉しそうに駆け寄る弟。弟よ、18になってもまだ健ちゃん呼びですか。一生それでお願いします(懇願)。
兄はリハビリの合間に足を引き摺って駆けつけてくれた模様。お前の走り、見ていたよ、速いじゃないかと褒める兄。最後の4継を前にした弟に、兄はとっておきの秘密を教えてくれます。

「お前は子供の頃から俺が凄いというけれど、でも本当は足の速さはお前のほうが速かったんだ。だから、俺はお前に抜かれたくなくていつしか一緒に走るのをやめたし、走りじゃなくてテクニックを磨くようにした。今の俺があるのはお前のおかげなんだよ」

ええ、そんなこと覚えてないよという弟に優しく笑いかけて、決勝頑張れよと送り出す兄。
立ち去る兄の背中を見て、弟はずっと子供の追いかけて、追いつけることのなかった兄の背中に、並んで走った記憶がフィードバックします。
健ちゃん俺精一杯頑張るよと心で誓い、高校最後の4継。ずっと負け続けてきた主人公のチームは、なんとコンマ一秒の差で優勝。
ああ、走ってきてよかった、投げ出さないでよかった、走るのが好きだ、本当に好きだ、これからもずっと走り続けると弟のモノローグが入り、エンド。

…という、兄弟葛藤モノと主人公青春モノとほのかな恋愛要素とが非常に美味しいカンジにミックスされていただろう原作小説(全三巻)を二時間半という時間に凝縮して、まさに風のようにダイジェストストーリーみたいなドラマに仕立て上げた作品でした。

あれ、最後で本音が出たな(笑)。
いやもう、風でしたよ。あっという間に季節が移ってゆきますからね。
いやいや、部活風景や主人公のあれこれや恋愛のあれこれはもうこの際全部端折ってくれても構わない。
けれど、そんな美味しい兄弟設定を出したからには、兄弟物だけは全部描ききって欲しかった…!ある意味決着はついてるけれど、間、とてもとても大事なものを飛ばしたんじゃないかな…?!ものすごく、大切なことを端折ったんじゃないかと原作を読んでないにも関わらずガタブルしてしまうくらい、あっという間に纏め上げられてしまっていました。ほんとにね…これ原作ファンの方とか大丈夫なんですか…(余計なお世話)。
放映の最後にこの物語はフィクションです的字幕が入るのですが、そこについでに「この物語は原作をもとに脚色された物語です」的注釈が追加されていて、ああもう、よっぽど原作を切り捨てすぎてしまって、この一文をいれないことには放映のOKすら出なかったんじゃないかと大人の事情を穿ってみてしまう始末…。だってねえ…うん…。まあいいか…原作読んでないし。

で、兄弟が非常に美味しかったんですよ(話は戻りますが)。兄弟素敵。兄弟素敵。この兄弟にスポットを当てて描いていただきたかったと思うほど。あまりにおにいちゃんサイドの情報が少なすぎる。お兄ちゃんはおにいちゃんなりにものすごい心の葛藤とかもあっただろうに。主人公は弟だからということで、その辺は一気に割り切っているのかしら。お兄ちゃんが病院に駆けつけた弟を罵倒したときは、辛いお約束展開きたあああと思ったけど、その後全然出てこなくて、漸く出てきたのがリハビリ中の電話での言葉、ついには最後の応援なので、まったくお兄ちゃん側の心の遍歴がわかりません。いや勿論、弟とは何も関係ない事故で足を壊したわけだから、弟に言うことは何もないんだろうけれど…。八つ当たりをしなかったという意味では兄は非常に出来た人間でしたね。
お兄ちゃんはプロ選手に復帰するのはもしかしたら難しいかもしれませんが、それでも弟には一生おにいちゃんおにいちゃん言ってて欲しいし、お兄ちゃんもそれを温かい笑顔で迎え入れてあげていて欲しいです。なんなら抱きしめる等のオプションがついても構いません。勢い余って唇を奪ってしまっても、尚構いません。
(タカヤマさん、青春ものだから…!)

因みに、この主人公が元報道の子で、主人公の兄を演じたのが現報道の子なのですが、二人とも普段は関西弁なのに標準語で演じていて、それがなんかむず痒い(笑)。報道慣れすぎですよ、タカヤマさん。リアルに、なんかこの子たち同じ大阪出身でものすごい仲良しさんみたいで、そういう情報はものすごく重要視したい腐のワタシとしては、今後も注目してゆきたいところです。でも、もう同じグループじゃないから絡みは少ないんだろうなあ。残念だなあ。
Comment
≪この記事へのコメント≫
ウチにありますけど。
本。貸すよ?

つかうん、アタシは原作しか読んでないわけですが、とりあえず原作とは結構な違いっぷりをかましてるということだけは判ったよ。…アタシの好きなあの子、主人公じゃないんだ…。
2008/03/06(木) 23:20:04 | URL | T姉 #-[ 編集]
その前に聞きたい…!
兄弟は?!兄弟の愛憎はどうなってんの?
ピュアなまま?もっとこう、体と体とぶつけ合って言葉にならないパッションを分かち合うとかそういう展開はないの?!

ていうか、そもそも主人公自体が違うの…(笑)?
2008/03/10(月) 09:15:31 | URL | タカヤマ #-[ 編集]
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