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ものぐさにっき。

成分の99%は萌えで出来ております。
鉄筋原作~
鉄コンDVDが非常に楽しかったので、原作も読んでみましたー。全三巻。
読み始める前は、映画版とは違う話で終わるんだろうなとなんとなく思っていたのですが(逆ですよ)、意外や意外、原作も映画版も同じお話でした。
映画はキャラ設定と大筋だけ踏襲したオリジナルかと思いきや、あれが原作どおりなんですね!なんて素敵なんだろう!
シロを守る自信がないよと項垂れたクロにやっぱり萌えるんです。映画版はとにかく初見だったのもあって奥深く味わうことなくきゃっきゃと言ってたのですが、原作を読むと当然ですが省かれた台詞やシーンもあってより展開がわかりやすいです。これ、ちょっと原作→映画版の順番で見てみたかったなあ…。今更ですし、映画版の完成度も素晴らしいと思っていますが。

いやでも、銭湯のシーンは絶対に映画版のオリジナルだと思ってたのに、本当に原作どおりなんだ…。(何故銭湯だけ)(なんとなく)クロはシロに服を着せてあげてるんだね、いつも。いつも。いつも。(三回言った)
映画版になかったシーンで一番好きなのは、イタチがクロに「お前は本当はシロなんて嫌いなくせに」とか言うシーンです。シロなんてクロがいなきゃ生きていけないくせに、町の皆に愛されているのはシロの方だなんて納得がいかないというクロの深層心理を暴いた(ような)台詞。
まあ言ってしまえばよくある展開なのですが、あの台詞が当初ただのファンキーに見えたあの二人の関係を味わい深いものにしてると思うのです。感性で感じ取れ漫画かと思いきや、台詞でがっちり解説してくれるあの親切さ…。
昔マダラという有名な漫画がありまして、そのラストを読んだときと同じような懐かしい感じがします。
一番高い場所に登りつめることは逆に言えば孤独でもあり、それは必ずしも幸福な場所じゃないんだよという普遍的なテーマですね。マダラが楽園の扉を破壊したように、クロもシロを選んでこの世界に戻ってきて、そして二人はまた前と同じくその日暮らしを始めるけれど、でも誰もそれが不幸だなんていうことはできないのですよというお話。すてき。

こういう昔ながらで、でも今でも廃れることのない判りやすい漫画が一番好きかもしれません。記憶にも残るしね。
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