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ものぐさにっき。

成分の99%は萌えで出来ております。
和歌山旅行記 4
二日目の朝は六時起床でーす!
六時半からの朝の勤行に参加させてもらうつもりで目覚ましをかけたのですが、目覚ましの音が大きすぎてきっと隣の部屋に筒抜けだっただろうな、と反省。
しかも、高野山六時に朝の鐘が鳴り響くしさ!これが目覚めの合図だったのか…。
六時半からの勤行はどのお寺でも行われていますが、無論自由参加です。勤行、詳しい作法は存じ上げないのですが、ここ高野山の勤行は本堂で読経を上げるものでした。三十分くらいかな。
前日に引き続き軽い体験入学的な気持ちで参加しましたが、参加なさってたほかの宿泊客の方が真言宗のお経をお坊様と一緒に暗唱しててびっくりしたよ!すごいな団体客!信者?信者だよね。
ワタシがこの二日間で辛うじて覚えたのは、昨日のご受戒の時とあわせても「南無大師遍照金剛」の一節だけです。(真言宗の決まり文句)(もしくは、「南無遍照金剛」というそうです)
「南無」ってうのは、ナムアミダブツ~とか唱えるときもつかいますが(これは浄土宗)、「命を捧げて願い奉る」という意味を持ちます。祈りの常套句ですね。「南無阿弥陀仏」なら「阿弥陀如来様にお願い申し上げます」、となりますし、「南無遍照金剛」なら「金剛大師(空海のこと)にお願い申し上げます」という、お経の初めの言葉となるわけです。
ついでに教えてもらったので忘れないように書いておきますが、「遍照」とは遍く照らす、という意味で、金剛は金剛石(ダイヤモンド)なんかに使われるようにこの世でもっとも硬い鉱石になぞらえて「最上」を意味するそうです。つまり、「この世の一切を遍く照らす最上の者」という意味で、遍照金剛というのは空海に与えられた灌頂名でもあります。
丁度今、十年に一度のなんたら(肝心なところがうろ覚え)で住職さんが本部へ赴いているため、読経のあとの説法は聞けなかったのですが、代わりに見習いのお坊さん(お坊さんの見習いとか、どういう階級分けがあるんだろう…)が初心者にも優しい空海と高野山のお話を聞かせてくださったりしました。法衣の結び方で流派がわかるとかなんとか、そんなお話も。ほんと、いい時間だなー。
清々しい朝の時間を過ごしたら、終わるのにあわせてまた朝食がお部屋に運んでもらえます。

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朝から二膳!これまたお櫃で(笑)。
正直に言います。ワタシ、がんもどきって今までそう好きな食べ物でもなかったのですが、この日頂いたこのがんも、超美味しかった!なにこれ!なにこれ!これが本物?めっさ美味しいんですけどおおおお!!(ちょっと銀杏はいりすぎてましたが)(すべて抜かさせていただきました)(タカヤマさんみっともない食べ方しないで!)(ごごごごごめん…!)
そして勿論味噌汁は白味噌。
もう、朝なんて炊きたてのぴっかぴかご飯と白味噌のお味噌汁とお新香と海苔でもあれば充分ご馳走だよね、と大満足で頂き(またお櫃のご飯全部食べたよ)(おまえの胃はどうなってんだ)、出立の準備をしたらば寺務所へと。
事前に申し込んでおいた写経のお時間です。イエー。(昨夜の阿字観や写経は高野山内のお寺なら大抵どこでも申し込んで体験ができます)(今回は時間に無駄なく、宿泊させていただいた宿坊で写経体験♪)
写経、初めて!
そもそもなんで高野山に来たかったかというと、敦盛さんに会いに、ではなくこの薄汚れて腐りきった性根を僅かなりとも浄化すべく、写経を嗜んでみたかったからです。ついに当初の目的達成(笑)。
写経は宗派によってやり方がまったく違うと思いますが、ワタシがこのたび体験したのは高野山のスタンダード写経(らしい)。予めうっすらと裏に印字してあるトレスペーパーほどの薄い紙を毛筆でなぞってB5サイズほどの一枚を仕上げるというものです。
書き始める前に、まずは合掌して「南無大師遍照金剛」と三回唱えて正座して初め。人によって様々ですが、大体初めてのひとは一時間から一時間半ほどかかるとのこと。正座持つかなーと余計な心配はものの五分で砕けました。
無理だ。
無理にもほどがある。
またも早朝オンリーワン写経タイムだったため(タカヤマさんよくこの世界遺産の観光地でオンリーワンになれるよね)(うん、いつも思うけれど)、見得もなく足を崩して楽な姿勢で楽なようにお習字に励みました(笑)。
写経は真言宗のお経の写しなのですが(どの部分の写しだかはさっぱりです)、最後には「右為」とかいて願い事を書く欄があります。ワタシは無難に「家内安全」と書いておきました。…べ、別に他の四文字熟語が思い出せなかったからじゃないんだからね…っ(ツンデレ風)
で、ふう、完璧☆と満足に書き終える一行前、最後の最後で「願主」という自分の名前と住所を書く欄で自宅の住所を間違えるという致命的ミスを犯しましたが、そもそもワタシの人生なんて間違いだらけなので今更か…と諦観とともに奉納。書き終えた写経は自分でもって帰って神棚に飾っておいてもいいし、お寺にお布施とともに預けてお経を上げてもらうこともできます。ワタシは後者を選択。べっ、別に住所を書き間違えたから手元においておきたくなかったからじゃ(略)。
ふと気がつけば、ワタシの写経時間はたったの三十分でした。はええな、オイ!どんだけ適当なんだ。えっ、そんなつもりなかったんですが…!もっと一文字一文字に願いを籠めて書けということか…。
ともかく最後の最後まで温かくお坊さんに見送られ、気持ちよく宿坊を後にしました。

どんだけ時間がかかるか未定だったので初めから大まかな予定しか立てていなかったのですが、予想外に初日で高野山の参拝を終えてしまったため(駆け足人生)(ご飯くらい食べてもよかったんじゃないかなと今にして思う)、二日目の予定は真っ白でした。
なので、ドライブしながら大まかに立てたのが、
龍神温泉

奇絶峡

闘鶏神社

三段壁

すさみ八景
というコース。またも移動距離が半端ないので、まあ行き着くことができた場所までということで、のんびり紅葉を見ながら龍神スカイラインを走り始めます。
ここも紅葉の時期は観光バスで渋滞もするようですが、朝イチだったからかそれとも微妙に時期がずれていたためか、快調に走ることができました。
龍神スカイラインの頂上には護摩山タワーなるものが建っています。護摩山と高野山が一望できるのですが、高野山側はまだ新緑色で、あれー、紅葉してないのかなー、と思いきや、護摩山タワーを過ぎて護摩山側の山道を走り始めると、すごく綺麗に紅葉してました。いい、これをみたかったの!素敵。
運転中なので写真はありませんが、朝から気持ちよいドライブをさせていただきました。(前日の過ちを踏まえて、安全速度運転)

龍神スカイラインを抜けるとそこは龍神。龍神温泉です。
龍神温泉!日本三大美人の湯の一つ!

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小さな集落に観光客が集まってて駐車場も一杯だし、お風呂入っても芋洗い状態かなぁと正直萎えたのですが、そこをぐっと飲み込んで立ち寄り湯の一つに入ってみたら、これが凄い素敵な温泉!僅かにとろっとしたお湯がまるで化粧水のようです。これは肌がちゅるんっとするよ。ちゅるんっと!こんな気持ちいいお湯、初めてかもしれません。めげずに入ってよかった!これは絶対に皆、足を伸ばしてでも入るべき温泉ですよー。
当然のように露天風呂です。写真は撮れませんでした。(当然の帰結)
朝(というほどではもうないですが)から露天風呂って贅沢~。山間の温泉なので木々が見渡せます。
夜は夜空がとっても綺麗に見えるんだろうな。
すべっすべのちゅるんちゅるんの肌になれるんだろうな。
望美はここで朔にプロポーズしたんだろうな。
…と、ものすごく堪能して(惜しむらくは、風呂上りの牛乳の中にフルーツ牛乳がなかったこと…。物凄くフルーツ牛乳の気分だったのにしょぼーん)(黙れ)温泉を後にします。いやもうほんと気持ちよかったです、龍神温泉。由緒正しい温泉宿もあるようですが、ここで宿泊するのは本当に龍神温泉を堪能しにくるひとだけかなーと思いつつ…。(場所柄ね)
まったりほこほこ気分、肌ちゅるん(それは妄想)で龍神温泉を後にし、一路田辺へ向かいます。

そうそう、田辺に向かう道の途中にあるのが、奇絶峡。その名のとおり(?)大小さまざまに年輪を重ねて削られた岩が織り成す風景なのですが、

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残念ながらまだこちらは紅葉してませんでした。
橋からみる紅葉が綺麗…らしいです。もうちょっと一ヶ月くらい先になったら見頃かなー。山は冬枯れと紅葉が紙一重で難しいですよね。
因みに、この橋を渡って山に入ってゆくとそちらには滝とお堂があります。

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赤城の滝っていうんだゼ(笑)。
見上げた上に大きな一枚岩を削ったお堂があります。写真撮ったけど見事に真っ黒だったので省きます…。

温泉あとのいい足休めをしたあとは、今度こそ一本道で田辺へと向かいます。
田辺は弁慶の町ですね。田辺駅前の弁慶像を眺めつつ、駅からほど近くにある闘鶏神社へ。

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ここは弁慶と父である熊野別当湛増に纏わる神社です。当時の源氏につくかどうかを鶏を戦わせて占ったというのが由来ですが、そんな銅像も吹っ飛ばしてタカヤマさんが駆け寄ったのはこちら。

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この角度…!
この灯籠…!


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そしてこの木…!!!

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こちらの木からヒノエくんが飛び降りてきたのですよハニー(誰)!
もう一人境内とは関係ない角度から境内とは関係ない場所をばしゃばしゃ激写しまくる観光客。本堂では丁度七五三がされてまして、駐車場も順番を待つ七五三の参拝客でいっぱいです。ああああ…いいの、人目は気にしないの…(今更ね)。
宝物殿の中には弁慶が生まれた当時の産湯に使った桶だかなんだか(適当なこと言って!)が展示されているようですが、あんまりそこまで興味がないのであっさり終了。本堂も七五三でお参りできなかったしちょっと残念。
でも心はほっくほくです。テンション一気にあがる。さすが遙か。

引き続いては三段壁の前に、丁度お昼だったのでガイドブックに乗ってた天麩羅を食べに行きました。田辺にあったの。扇が浜のすぐ近くです。
タカヤマさん、一週間の病床明けに精進料理食べてその後天麩羅ってちょっと調子乗ってない?…と心の片隅で理性が告げますが、例によってスルー。
こじんまりとしたお店に入って天丼をオーダー。

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こちら。
多分判別つかないと思いますが、はみ出しているのがタチウオの一本揚げです。タチウオの天麩羅、食べたことなかったから(多分)食べてみたかったの~。
お味はあっさりした白身魚でした。穴子のが好きかなー。というか、穴子のあのこってりを想像してはいけないのか…。
ですが、タチオウの感想を吹き飛ばす勢いで、二本も入ってた海老天が食べたことないくらいおいしかったです。お刺身で食べる海老だからか、すっごく甘い!で、ぷりんぷりん。とろけるー。
タチオウ・海老・シソ・ナス・南瓜・サツマイモのスタンダードナンバーですが、どれもさくさくで美味しかったです。また味噌汁が白味噌でね…関西万歳でね…。もう、三食ちゃんと食べてないけれど、食に関しては大満足の和歌山でした。

(後半(どこ)へ続く!)
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