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ものぐさにっき。

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笑い続ける理由
もういい加減行かなくちゃ終わっちゃう!ということで、重い重い重い腰をあげて見に行ってきました、「なくもんか」。
アベサダ好きです。この映画みたいな、ちょっとギャグテイストのコミカルな話が好き。連ドラとかやってるときは特に見たいと思わない人なのに、二時間映画で一番輝くひとですよ…(勝手な賞賛)
何もこんな日に映画を見に行かなくてもいいだろう、とあとから思ったほど日本海側が豪雪に見舞われたこの夜、地元の映画館はすっからかんでした。あれ?まさかの一人スクリーン?いえ、直前にご夫婦が入ってこられましたが…。これが先週だったらワタシはなんて簡単にワンピゼロ巻を手に入れられたことか…(まだ言ってる)(だって劇場でゼロ巻プレゼントとかまだ宣伝してるから)

それはさておき、以下映画ネタバレ感想でーす!
子供の頃両親の離婚で父親に引き取られた「兄」と、離婚したあと生まれた「弟」のお話。
兄は父に引き取られたものの、手癖の悪い父は頼りにしていった旧友が開く商店街の総菜屋さんに転がり込むも、店舗の売上を盗んで逃走。
けれど、人の良い夫婦は置いてかれた息子を警察に突き出すことも施設に入れることもなんとなくできず、その子を引き取って育てることにします。
父親のせいで肩身の狭い思いをし続けた兄。
育ててくれたお店の夫婦はとてもよい人たちで、せめて彼らに恥じない人間になろう、と幼い頃から兄はいつもにこにこして誰の悪口も言わず人が嫌がる仕事もなんでも引き受けて、たとえ都合のいい人間扱いされようとけして文句を言わずに育ちます。
一方、年の離れた弟は母と暮らすも、過労で母が他界したのちは親戚をたらいまわしにされて厄介者扱いをされ、やさぐれた青春時代をすごします。
そんな兄弟、お互いの存在だけは知りつつも今どうやって生活しているのか、顔さえも知らぬまま大人になります。
大人になった兄は早くに他界した総菜屋の店主のあとを継いで商店街の商売人に。先代から引き継いだハムカツが商店街の人気商品になって忙しい日々を過ごしています。
一方弟は人から異端視されることを嫌って何故かお笑いの道へ。下積み時代に組んだ相方と「兄弟」と偽ってお笑いデビュー。今では冠番組も持つ人気スターになりました。
ある日、兄の経営するハムカツの店に、突然家出したこの家の本当の娘が帰ってきます。ふたりの子連れの娘でしたが、紆余曲折があってハムカツ屋を継いでいてくれた兄と結婚することに。
その時垣間見た戸籍に記された名前で、兄は今人気のお笑い芸人が自分の弟であることを知ったのでした。
会いに行く兄。一方、今の相方と「兄弟」と偽ってコンビを組んでいる弟サイドは当然困惑して兄の登場を迷惑がります。
今の生活を守りたいから二度と会いに来ないでくれ、自分と兄弟だってことも秘密にしてくれという弟。ずっと会って両親の分も絆を深めたかった弟に無碍にされて傷ついた兄ですが、それでもいつもどおりにこにこと笑って、判った、お前の生活を邪魔したりしないよ、といいます。
果たしてこの兄弟は兄弟になることができるのか…?というようなお話。

失踪した父が出てきたりお笑いの道が厳しくなってきたり連れ子たちに父親として認めてもらえなかったりと色々と事件が起こるので、どちらかというと兄のほうが主人公ぽいかな。天涯孤独だと思っていたのに突然兄が現れて困惑する弟の気持ちなんかも描かれていますが。
見ていると、ちょっと弟はやっぱり甘えたところのある人間だな、と思えたりもします。なんだかんだ言いながら最後は兄に頼ったりとかね。けれど兄も温厚そうに見えてやっぱりちょっと心に欠けたところのある人間なので、幼少期の人格形成が非常にわかりやすく今の二人に影響を及ぼしているのが物語の根幹かとも思います。

タイトルは「なくもんか」ですが、兄は涙もろいのでしょちゅう泣いてます。感動な場面を見ては本を読んではテレビを見ては泣く兄。どちらかというと、泣くもんかというよりも「笑い続けるのをやめるもんか」というほうが正しいかな。
どうしてそんなに誰かに疑われても傷つけられてもへらへら笑ってられるんだよ、というようなことを弟が兄にぶつけますが、兄の答えは一言でした。
「好きだからだよ」
傷つけられも自分の願いが叶わなくても、彼は彼なりに自分を受け入れ育ててくれたこの商店街の人々を、家族を、そして弟をとても大好きだったのです。
勿論そんな兄にもストレス発散の場はあるんですけどね(笑)。
好きな人を不快にさせたくない、大切にしたいと思うからこそなんでも便利屋のごとく尽くしちゃう兄。
大概は報われることのないその献身ですが、弟と妻と妻の連れ子という彼の一番大切な「家族」にはちゃんと通じて報われたので、とても読後感というか、見たあともやもやはしません。
まあご都合主義なところもふんだんにある映画ですが、映画ってもともとそういった娯楽ですよね。相手を楽しませよう、相手に何かを伝えようという娯楽。
役者さんの演技力の高さも相まって完成度の高い映画だったのではないかと思います。ていうか、まあワタシがアベサダの演技が好きなので、多分に贔屓が含まれておりますが(笑)。
ワタシより先に見てた友達が「クライマックスとは違うところで泣けたよ」と言ってたけれど、確かにそうかも。人それぞれ泣きツボは違うでしょうが、ワタシはとてもスタンダードに連れ子たちが兄を「お父さん」と呼んだシーンでした。どんだけお約束に弱いんだ(笑)。
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